AHB-3 Mick Thomson EMTY Blackouts
セイモア・ダンカンは2007年、“LiveWire”に続く新たなアクティヴ・ピックアップとして、“AHB-1 Blackouts”を発表。差動増幅器にバランス信号を入力する構造を採用したことで、一般的なアクティヴ・モデルと比較した時、最大で14dBものノイズを削減することに成功している。“AHB-3”はそれを元に開発された、ミック・トムソンのシグネチュア・モデル。スリップノットが用いる極端なロー・チューニングに合わせ、低音域をタイトに絞り、アタックをより鋭くするといった修正が施されている。
サウンド・サンプル 試聴
サンプル音源 1:リフ
バッキング(ブリッジ・ポジションに搭載)
アンプのセッティング
サンプル音源 2:ソロ
ソロ(0:00〜0:09=ブリッジ・ポジション、
0:10〜0:28=ネック・ポジション)
アンプのセッティング
AHB-3 Mick Thomson EMTY Blackouts
●ポジション:ネック(AHB-3n)、ブリッジ(AHB-3b)●マグネット:アルニコV・バー ●直流抵抗:—— ●レゾナント・ピーク:530Hz(AHB-3n)、750Hz(AHB-3b)●ベース:6、ミドル:5、トレブル:8 ●ケーブル:3コンダクター・シールド ●出力:高い ●価格:¥27,300
試奏者及びレコーディング環境について
幅広いプレイ・スタイルを持つ実力派天然系ギタリスト。音楽学校MI JAPANにて教鞭を振るう他、BABYMETALなどのサポートでも活躍中。著書『アドリブ・ギター虎の巻』シリーズは累計10万部超!
ギターはナビゲーターの“LP”シェイプおよび“ST”シェイプを使用。
ピックアップの交換作業は、ESPギタークラフト・アカデミーの林 宏樹先生が担当。ギターの調整は各ピックアップのキャラクターに合わせて、臨機応変に変えてもらった。
アンプはマーシャルJVM410H を使用。レコーディング時はスピーカー・キャビネットを使用せず、リア・パネルに搭載されているEMULATED LINE OUTの信号から、直接レコーダーに接続した。
INFO
セイモア・ダンカン公式サイト