2007年に設立されて以降、オリジナリティ溢れるアンプの数々を輩出し、今や世界各地で多くの支持者を獲得しているイギリスのブラックスター。その現行ラインナップから7機種を取り上げた詳細な試奏レポートをヤング・ギター7月号に掲載しているが、本ページではその記事に連動した特別デモンストレーション映像をお届けしよう。この映像では誌面でフィーチュアしている7モデルを、国産シンフォニック・メタル・バンド:クロス・ヴェインのギター・チームであるYoshiとMASUMIに自由に演奏してもらっている。こちらをご覧いただければ、それぞれの機種の特徴や美点を簡単に把握してもらえることだろう。
なお、映像中にしばしば表示される“ISF”という言葉について補足をしておくと──これはブラックスターのアンプに装備されている独自のコントロール・ノブのことで、右に回すほどブリティッシュ・アンプのキャラクターに、左に回すほどアメリカン・アンプのキャラクターに近付くという機能を持っている(図1を参照)。これを一般的なEQ類と組み合わせて使用することで、非常に多彩な音作りが可能となっているのだ。映像では“ISF”が機能するチャンネルを使用している時のみ、どちらのキャラクター寄りにセッティングしていたか示してあるので、それも参考にしてもらいたい。
また映像とは別に、本ページには“HT Metal 100”“HT-5RS”“HT Club 40 MkII”“Artist 30”という4台のモデルのEMULATED OUTPUTを用いてレコーディングしたサウンド・サンプルも公開している。ライン出力のクオリティの高さも同社の大きな強みとなっており、ぜひこちらも試聴してみていただきたい。
動画タイム
01 Series One 200 2:06〜
02 HT Metal 100 3:22〜
03 HT-5RS 4:58〜
04 HT Club 40 MkII 12:58〜
05 Artist 30 14:38〜
06 Artisan10 AE 16:31〜
07 Fly 3 Bluetooth 21:33〜
追加サウンド・サンプル
HT Metal 100(クリーン〜オーヴァードライヴ)
HT-5RS(オーヴァードライヴ)
HT-5RS(クリーン)
HT Club 40 MkII(オーヴァードライヴ)
HT Club 40 MkII(クリーン)
Artist 30(クリーン)
Artist 30(オーヴァードライヴ)
メーカー公式インフォメーション
ブラックスター