節目を飾るに相応しい魅力的スペック
エドワーズから、ESPの創立50周年を記念したモデルが発表された。本機は同社が1984年に生み出して以降、数々の仕様変遷を経つつラインナップの柱を担ってきた“HORIZON”の限定モデル。セット・ネック構造を採用した“HORIZON CTM”に、“HORIZON-Ⅰ”のナイフ・ヘッド・デザインを組み合わせた1本だ。
まず目を引くのはボディ・トップとヘッドにあしらわれた鮮やかなフレイム・メイプルの化粧板で、写真のモデルはブラック・アクア・バーストという、幻想的な塗装がトラ目を淡く彩っている。ボディ・トップ面のアーチ加工が織りなす曲線美が華麗な印象を盛り立てる一方、背面はネック裏も含め艶やかなブルー・パール・ブラックで塗られており、重厚感ある仕上がりだ。各パーツ類はゴールドで統一されており、高級感も抜群。演奏性やサウンドと共に美的外観も追求してきたESPの、歴史を総括する1本と言えるだろう。
ゴールドのカヴァーで覆われたピックアップは共にセイモア・ダンカンで、ネック側に“SH-2n Jazz Model”、ブリッジ側に“TB-5 Duncan Custom Trembucker”をダイレクト・マウント。高域のレスポンスが良いネック側ピックアップと、ハイ・パワーで中低域の存在感があるブリッジ側ピックアップのバランスも良く、ガッツのあるリフ・プレイからタッチを生かしたリード・プレイまでオールマイティに対応してくれる。ヴォリューム・ノブの挙動も秀逸で、サウンドの質感を変えずに音量コントロールが可能だ。

ネックはやや太めのラウンド形状ながら、エッジ部が薄い独特の握り。セット・ネックでありながらスルー・ネックに近いヒール処理が施されており、ハイ・ポジションへのアクセスもスムーズだ。50周年という節目を飾るのに相応しい、ESPの魅力が詰まったギターと言えるだろう。


試奏動画:Edwards | E-HORIZON CTM 50TH
Edwards | E-HORIZON CTM 50TH 製品概要
●ボディ:フレイム・メイプル・ベニア&ハード・メイプル(トップ)、オクメ(バック)
●ネック:メイプル(3ピース) ●フィンガーボード:エボニー ●ジョイント:セット・ネック
●フレット数:24 ●スケール:648mm ●ブリッジ:フロイドローズ“FRT-5000”
●ピックアップ:セイモア・ダンカン“SH-2n Jazz Model”(ネック)、“TB-5 Duncan Custom Trembucker”(ブリッジ)
●コントロール:マスター・ヴォリューム、マスター・トーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクター



