グレッチJet Club、深い歪みサウンドにもしっかり対応!

グレッチJet Club、深い歪みサウンドにもしっかり対応!

グレッチならではのソリッド・モデル

“Falcon”や“Tennessean”など、絢爛なホロウ・ボディ・ギターで知られるグレッチ。今回紹介するのは、そんな同社の異なる一面を打ち出したポップな1本だ。

試奏したのは、手頃な価格帯のラインナップを展開する“Streamliner”から登場した生まれ変わった“Jet”シリーズの1本で、シングル・カッタウェイ&ソリッド・ボディ、ボルト・オン・ジョイントという特徴を持つ“Jet Club”。ネックとボディは共にマホガニーを採用しており、中低域が充実したサウンドだ。ホロウ・ボディの“Falcon”やチェンバー加工がボディに施された“Electromatic”シリーズのような空気感はないものの、弦の鳴りにグレッチらしい厚みやふくよかさが感じられるのはなんとも不思議な感触だ。

そんな風に「グレッチのギターを弾いている」と特に強く実感するのは、クリーン・トーン。高域もしっかり出ている上、それを支える中域の存在感もあり、太さが主張してくる。弦の芯がしっかり感じられる振動に加え倍音が豊かで、これが上述したようなふくよかさにつながっているのかもしれない。アルペジオやカッティングなどが映える音色で、単音リフなども力強く表現できそうだ。2基搭載されている“HotWire High Out-put Ceramic Humbucker”は、その名の通りパワフルで、歪みサウンドにもしっかり対応。セラミック・マグネットの影響か、かなり強めのオーヴァードライヴでもクリアな鳴りで、音が潰れないのは大きな魅力だ。

本シリーズには深い黒のジェット・ブラック・カラーやアンティークなエイジド・ホワイト・カラーなどもラインナップされており、左写真のシー・フォーム・グリーンはレトロ・ポップで好印象。高校生バンドなどにガシガシとかき鳴らしてほしいギターだ。

ピックアップ
2基のピックアップはグレッチの“HotWire High Output Ceramic Humbucker”。ネック側とブリッジ側でコイル構成を変えるなど、ひと工夫されたモデルだ。
ブリッジ
グレッチ・オリジナルのブリッジは、ネック側から弦を通して、一回転させる方式。サドルは固定だ。
ネック・ジョイント
ジョイントは4点留めのボルト・オンを採用。1弦側が丸く落とされたヒール形状だ。

試奏動画 Gretsch | Streamliner Jet Club

製品概要 Gretsch | Streamliner Jet Club

●ボディ:マホガニー ●ネック:マホガニー ●フィンガーボード:インディアン・ローレル ●ジョイント:ボルト・オン
●フレット数:22 ●スケール:632mm ●ブリッジ:グレッチ“Compensated Wrap-Around”
●ピックアップ:グレッチ“HotWire High Output Ceramic Humbucker”×2
●コントロール:マスター・ヴォリューム、マスター・トーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクター

製品情報:Streamliner™ Jet™ Club