’80年代のレア・モデルを継承、スラッシュ・メタル御用達! Ibanez 540PIII

’80年代のレア・モデルを継承、スラッシュ・メタル御用達! Ibanez 540PIII

現行の“RG”シリーズと同様のネック・シェイプ

今回紹介するアイバニーズの新製品は、スラッシュ・メタル・ファンの耳目を集めそうなレアな逸品の復刻モデル。1987年にリリースされた“PRO540”シリーズの“P(Power)”タイプをリニューアルし、1991年に登場した“540PⅡ”は、テスタメントのアレックス・スコルニックの愛機として覚えている人も多いだろう。その“540PⅡ”を継承するのがこの“540PⅢ”だ。

目を引くのは、何と言っても高音弦側のホーンが長く伸びたボディとリヴァース・ヘッドで、より伝統的だった’80年代デザインから’90年代への飛躍を感じさせる。

540PⅡ”のナット幅は45mmだったが、今回のモデルは初代“P”と同じ43mmで、現行の“RG”シリーズと同様のネック・シェイプ。特にアルペジオなどが弾きやすく、指弾きを交えたハイブリッド・ピッキングなどもしやすい印象だ。

写真4
アイバニーズ・オリジナルの“Edge”トレモロ。操作感や可動幅から、スティーヴ・ヴァイのように本機にこだわる人も多い。
写真5
ダイキャスト・プレートを介した4点留めボルト・オン・ジョイント。ボディ・バックが一段削られたデザインだ。

魅力の音色ヴァリエーション

ピックアップは共にアイバニーズ製で、ネック側に“Infinity R”、ブリッジ側に“V8”を搭載。“Infinity R”はシングル・サイズのハムバッカー、一方の“V8”はラウド・ロックを支えたパワフルなピックアップで、ベイエリア・クランチ的なザクザク感も表現可能、思わずアグレッシヴなリフを刻みたくなる。また5ウェイのセレクターにより、“Infinity R”のパラレル接続や両ピックアップのコイル・タップによる内側コイルのセットでの出力などもできる。この音色ヴァリエーションはなかなか魅力で、モダンなアップデートだ。

写真のモデルはパープル・ネオンというカラーで、光の当たり具合により色味のわずかな変化が感じられる塗装。また精悍なブラックや鮮やかなデザート・サン・イエローもラインナップされている。フィンガーボードに施されたホワイト・シャークトゥース・インレイも含め、古き良き時代を思い起こさせる、魅惑の1本と言えるだろう。

写真3
ピックアップはアイバニーズの“Infinity R”をネック側に、“V8”をブリッジ側に搭載。“Infinity R”はハムバッカーで、パラレル出力なども可能だ。

試奏動画:Ibanez | 540PIII-PN

製品概要

●ボディ:バスウッド
●ネック:メイプル&ウォルナット(5ピース)
●フィンガーボード:ローズウッド
●ジョイント:ボルト・オン
●フレット数:24
●スケール:648mm
●ブリッジ:アイバニーズ“Edge”
●ピックアップ:アイバニーズ“Infinity R”(ネック)、“V8”(ブリッジ)
●コントロール:マスター・ヴォリューム、5ウェイ・ピックアップ・セレクター
●価格:¥242,000(税込)

製品情報
540PIII | P | ELECTRIC GUITARS | PRODUCTS | Ibanez guitars – アイバニーズ