アーティスト名 | TAKURO TAKURO |
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アルバム名 | Journey without a map Journey without a map |
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言わずと知れたGLAYのギタリストによる初ソロ・アルバム。基本的にはインストゥルメンタル作品で、ピアノやサックスなども鳴らされるジャズ・テイストの楽曲が多い。レコーディングには国内外の様々な敏腕ミュージシャンが参加。L.A.界隈を拠点とする顔触れは、プロデュースを務めたB’zの松本孝弘の人脈だろう。メインで使用したのはヴィンテージのレスポールのようだが、こだわり抜いた音作りとピッキング、フィンガリングによって、繊細な表情を伝えてくる。自身のバンドとは明らかに異なる感触に驚かされるリスナーは少なくないはずだ。ハード・ロックのルーツが見える「函館日和」も珠玉。
【文】土屋京輔