アーティスト名 | NEW FOUND_GLORY ニュー・ファウンド・グローリー |
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アルバム名 | RADIOSURGERY レディオサージュリー |
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“エピタフ”移籍後の2作目(通算7作目)。制作中に「ラモーンズやディセンデンツ、グリーン・デイの『DOOKIE』(’94年)などを聴きまくっていた」とメンバーが答えていたが、その発言が象徴するように、痛快・爽快・軽快と三拍子揃ったポップ・パンク・アルバムとなった。’97年のデビュー以来歩みを止めず、寄り道をせずに一心にパンクやハードコアと向き合い、今でもこうしてアップデートしたパンクを届けてくれる。言葉にすると簡単だが、実現するのは非常に難しい。ボーナス曲はラモーンズ“電撃バップ”の直球カヴァーを収録。NFG自身がもはやベテランの域に入り、風格は偉大な先達に近づきつつある。
(小口正貴)