来年(2022年)1月3日、1980年代から国内ロック・シーンで活躍するロック・パンク・バンド:ニューロティカが、“心燃会”と題した自身初の日本武道館公演を開催する。活動37周年を迎えた今も年間数多くの公演をこなす生粋のライヴ・バンドとして人気の高い彼らにとって、新たな金字塔となる武道館公演。その意気込みをメンバー全員に聞くことができたので、ここにお届けしよう。コメントに加えてライヴにおけるメインの機材をそれぞれ見せてくれた上、YGのYouTubeチャンネル用にメッセージ動画も撮り下ろしてくれた。
この公演に先駆けて、12月には新宿LOFTにて出演300回目となる記念すべきライヴが開催され、チケットの一般発売が10月20日(水)よりスタートする。他にも、この2イベントの布石となる数々のライヴが年末までに予定されている(詳しくは公式ウェブを参照のこと)。聴くだけで元気になれるようなエネルギーとポジティヴなパワーが溢れるニューロティカの音楽性。それをライヴで体験できることは、長引く自粛状況に対する行き場のないストレスといったものを忘れさせてくれる時間になるだろう。武道館という大舞台に歩みを進めていく4人のメッセージを楽しんでいただければ幸いだ!
★これまでご自身が観に行かれた中で、もっとも印象深い日本武道館での公演を教えて下さい。
★年間数多くの公演をこなす生粋のライヴ・バンドとして高い評判を得ていますが、ご自身のライヴのどんなところに魅力があると感じていますか?
★ライヴにおいて、ご自身の歌/楽器の見どころ、聴き所は何だと思いますか?
★“武道館de心燃会”と題されたニューロティカ初の日本武道館公演は、どんなショウにしたいですか?
★ファンに向けてメッセージをお願いします。
ATSUSHI(Vocal)「武道館でパンク・ロックを叫びます!」
★最も印象深い日本武道館でのライヴ
ARB 1999.1.24
★ニューロティカのライヴの魅力
明るく激しく楽しく参加型パンクな所ですかね。
★ライヴにおけるヴォーカルの見どころ、聴きどころ
これでもかこれでもかとパンク・ロックをたたみかける! 歌って笑っていい汗かいて極楽御気楽。
★武道館公演『心燃会』にかける意気込み
めちゃくちゃ興奮した白熱でバリバリはっちゃけたライヴにしたいです!
★メッセージ
ギター弾けない57歳が武道館でパンク・ロックを叫びます!
あなたも出来る! ぶちかませ! チャレンジしようぜ! 日本武道館でお待ちしております。
★ライヴのメイン・お気に入りの機材&アイテム
ワイヤレス・マイク:シュア“SM58”
マイクの重さが自分の手にフィットしています。可愛い可愛いマイクちゃん❤️
タオル、テッシュ、ペンライト
「気持ちいっぱいビンビンビン!!」で思いっきりタオルを振り回します。
ペンライト(ルーフ2)
「悲しきピエロ」とかでルーフ2を輝かせます!
シンバル
シンバル・キックをします。石橋 凌さんのパフォーマンスを受け継いでいます。
RYO(Guitar)「いつも通りのライヴがやりたいです!」
★最も印象深い日本武道館でのライヴ
ブラック・クロウズ(日本武道館で初めて観たライヴです)
★ニューロティカのライヴの魅力
観ている人すべてを巻き込みながら、愛と笑いがあるライヴ。
そして、メッセージ性のある楽曲を織り混ぜながら、
最終的にはみんなハッピーな気分になるニューロティカにしか出せない不思議な魅力があると思います。
★ライヴにおけるヴォーカルの見どころ、聴きどころ
ギター・プレイに関してはパンクと言うジャンルにこだわりを持たず、自分が吸収して来たスタイルをすべて出す様にしてます。
ギター・ソロやオブリは歴代のギタリストをリスペクトし、なるべく寄せて弾く様にしています。
でも、瞬間的にこう弾きたい!って思ったらアドリブになる部分も実際はあるのでライヴの度に微妙に変化しています。
Drのナボさんは変化に合わせてフィルを絡ませたりしてくるのでそんな瞬間はニヤニヤしちゃいますね。(笑)
★武道館公演『心燃会』にかける意気込み
いつも通りのライヴがやりたいです!
変に気負う事なく、会場と一体になり1月3日をみんなと楽しみたいです。
結果、特別な日になっているに違いないんで!
★メッセージ
きっとニューロティカのファンはいつものライヴを期待しているはずです!(笑)
俺もいつもの感じで盛大に武道館で弾いていたいです。
ロックの聖地でお会いしましょう!
★ライヴに必要なお気に入りの機材
ギターはナビゲーターのLPシェイプ。
アタック感のある音でバッキングに張りが出ますね。ソロもロー・ゲインなピックアップでピッキング・ニュアンスが出し易く、メロウなフレーズも行けちゃう感じです。
アンプはマーシャル“JCM2000”のクランチ・チャンネルで作った音に、ボグナー“Ecstasy Blue”でドライヴさせた音色をメインとして使用しています。 基本的に、足元はソロ用で使用する事を目的としたチョイスになっています。例外として、クランチ・サウンド時の寂しい感じを空間系で広げたり、リード・プレイ時のコード・バッキングを補う為に使ったりもしています。
KATARU(Bass)「いつもの自分が出せたらと思っております!」
★最も印象深い日本武道館でのライヴ
1990年のデヴィッド・ボウイと数年前の矢沢永吉さん。それともちろん怒髪天から続く一連の流れには驚きと感動がありました。
★ニューロティカのライヴの魅力
いい歳して破茶滅茶なところ。
★ライヴにおけるヴォーカルの見どころ、聴きどころ
歌って踊って、その上でベースもちゃんと弾けたら最高なんですが、それはずっとクリア出来てない課題です。
それと、年々ジャンプの打点も低くなってきておりますので、足腰の衰えに何とか抗おうとはしてます。
★武道館公演『心燃会』にかける意気込み
ニューロティカ38周年の集大成をお見せするのはもちろん、まだまだ現役であることの証明をしたいと思いつつも、あまり無理せずにいつもの自分が出せたらと思っております。
★メッセージ
ニューロティカ38歳、カタル55歳、初めての武道館で一体何をどこまで出来るのか!? 是非とも見届けて頂きたいです! 2022年のお正月は家族揃ってニューロティカ! お友達誘って武道館!!
★ライヴでのメイン・お気に入りの機材
グレコ“Mirage Bass”(写真左)
25年以上このモデルを使ってます。ネックが細くて弾きやすいんです。
いろんなカラーと仕様で数本所有しておりますが、これは特注カラーの黒ラメ。
形状的に肩にかけた時にはヘッドが落ちてしまいますが、それにはもう慣れてるので問題はありません。
ピックアップはプレシジョンが2つ。そこにEMGを搭載してますので、抜けの良いハイ・パワーな音が出ます。
グレコ“Boogie Bass”(写真右)
一昨年から使ってるリヴァース・ヘッドの“Boogie Bass”。
こちらは P/J 仕様で、やはりEMG搭載。
ネックは普通のプレシジョンに近い太さ。そろそろこちらをメインに切り替えようかと思ってます。
アンプはアッシュダウン“ABM 600”。
とにかくハイパワーで音がデカイのが気に入ってます。
NABO(Drums)「明るい年明けを体感できる心燃会(新年会)にしたいですね!」
★最も印象深い日本武道館でのライヴ
ピンク・フロイド 1988年くらいの『A MOMENTARY LAPSE OF REASON』(1987年発表/邦題:鬱)のツアー。
★ニューロティカのライヴの魅力
高い評判?まだまだコレからですよ!
★ライヴにおけるヴォーカルの見どころ、聴きどころ
歳のワリには早いツービートでのシンバル・ワーク。
★武道館公演『心燃会』にかける意気込み
自粛しなくていい、明るい年明けを体感できる心燃会(新年会)にしたいですね!
★メッセージ
ヤングからずーっとバンドやってたら、いつの間にかオールドになってしまいました。時間はゆっくりですが、止まらずに進みます。ヤングの皆さん、思いっきり音楽を楽しんで、しかしサボらず、感性を磨いてくださいね!
★ライヴでのメイン・お気に入りの機材
スネアはカノウプスの“Mahogany”。「マホガニーのテーマ」ってあったね、ダイアナ・ロスの。
ニューロティカからYG読者へのメッセージ
ニューロティカ の『心燃会』 @日本武道館 概要
日程:2022年1月3日(月)
会場:日本武道館
開場 15:00 開演 16:00
チケット料金:
全席指定:6,900円(税込)
全席指定子供料金:3,900円(税込)※3歳以上中学生以下
ファミリー席: 13,900円(税込)※(親子3人まで:親・親・子/親・子・子)
チケット情報
チケットぴあ Pコード:191-716
ローソンチケット Lコード:71777
お問い合わせ:
ディスクガレージ TEL:050-5533-0888(平日12:00~19:00)
武道館公演特設サイト
武道館de心燃会 特設サイト
出演回数300回目 新宿LOFTワンマン・ライヴ 概要
日程:2021年12月12日(日)
開場 17:00 開演 17:30
チケット料金
前売:4,000円(税込) ドリング代別
一般販売:10月20日(水)18:00~
チケットぴあ Pコード 202-793
ローソンチケット Lコード 73324
ニューロティカ最新情報&全公演情報(公式ウェブサイト)
ニューロティカ・オフィシャルサイト