Line 6から、多機能マルチ・エフェクト・プロセッサー“POD Go”が登場した。
2000年代初期の登場から人気を保ってきた“POD”シリーズの最新版は、Line 6ギター・プロセッサーのフラッグシップに当たるHXファミリーから継承した高品位なアンプ、キャビネット、そしてエフェクト・モデルを搭載しているのが一番の特徴で、その数は270種類にも上る。サードパーティのスピーカー・キャビネット・インパルス・レスポンスを読み込むことも可能だ。
本体には大型カラーLCDディスプレイ、8基のフットスイッチ、5基のプッシュ式エンコーダー・ノブ、エクスプレッション・ペダルが搭載され、直感的な操作を可能にしている。小型で軽量なため、ライヴやレコーディング、リハーサル・スタジオなど、場所を選ばずに持ち運べる。
入出力端子も豊富で、ステレオ・エフェクト・ループやヘッドフォン・ジャック、バランス・ステレオ出力やキャビネットの手前で信号の出力が可能なデュプリケート・アンプ出力、さらには4×4 24bit/96kHzのクオリティで信号を送れるオーディオ・インターフェイス用のUSB端子…と、幅広い対応力を持っていることが伺える。
さらに、本体のプリセットやIRのロード、トーンのデータ共有、ファームウェアのアップデートといった様々な処理を行なえる、パソコン専用の無償アプリケーション“POD Go Edit”も提供される。
無限大のクリエイティヴィティを可能にした“POD Go”。さらなる詳細や発売日は追って発表されるようなので、続報を楽しみに待とう!