YOUNG GUITAR

レッド・ツェッペリン50周年ドキュメンタリー映画が９月にイタリアで公開

レッド・ツェッペリン50周年ドキュメンタリー映画が９月にイタリアで公開

レッド・ツェッペリンのデビュー50周年を記念して制作された公式ドキュメンタリー『Becoming Led Zeppelin』が、９月１日から11日にかけてイタリアで開催される“第78回ヴェネツィア国際映画祭”にてプレミア上映される。

映画の内容は、1960年代の音楽シーンを通じてツェッペリンのメンバー４人の軌跡を追い、1969年に発表されたセカンド・アルバム『LED ZEPPELIN Ⅱ』が、ビートルズの『ABBEY ROAD』（1969年）を抜いてチャートのトップに躍り出るまでの姿が描かれている。当時の記録はほとんど存在していなかったようだが、世界中を巡って映像と音声を探し出し、数年かけて修復。さらに、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズの３人がバンドのドキュメンタリー作品に参加したのは今作が初めてで、それぞれの撮り下ろしインタビュー映像が加えられている。そして、故ジョン・ボーナムの貴重なアーカイヴ・インタビューや、未公開の映像や写真などもふんだんに使用されている。

今作で指揮を執ったのは、エミー賞にもノミネートされた2017年公開の音楽ドキュメンタリー『アメリカン・エピック』でデビューを飾ったバーナード・マクマホン監督だ。ジミー・ペイジは「『アメリカン・エピック』を観て、視覚的にも音響的にも偉業を成し遂げたことがわかり、彼には我々の物語を語る資格があると思った」とコメントしている。

歴史的瞬間を収めたこの作品を、ぜひここ日本でも観てみたいものである。

ヴェネツィア国際映画祭インフォメーション
https://www.labiennale.org/it

レッド・ツェッペリン公式ウェブ
https://ledzeppelin.com/