INTO THE FUTURE/ハートランド:英国メロハー14年ぶりの10作目、堅実なギター・ソロ

INTO THE FUTURE/ハートランド:英国メロハー14年ぶりの10作目、堅実なギター・ソロ
アーティスト名HEARTLAND
ハートランド
アルバム名 INTO THE FUTURE
イントゥ・ザ・フューチャー

CD | ルビコン・ミュージック | 2021年11月24日発売

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英国メロディック・ハードのベテランによる実に14年ぶりとなる通算10作目。本作では、カンサスのスティーヴ・ウォルシュとの活動などで知られるマイク・スラマー(g, key)と、元ジェイデッド・ハートのバリッシュ・ケピック(g, key)が参加している。流麗なツイン・リードこそ見られないものの、曲調に合わせた堅実かつメロディアスなギター・ソロに耳を奪われる。バンドの顔でもあるクリス・ウーズィー(vo)の芯のある歌声はさらにその貫禄を増しているが、“メロディアス”と表現するにはどうにも煮え切らない歌メロは相変わらずであり、本作もグッと来る瞬間を迎えぬままそっとその幕を閉じてしまった…。

【文】Masa Eto