「南米はメタルが熱い国だ」ということは何となく知っていたが、かの国の音楽事情について、日本に住んでいれば情報があまり手に入らないのは事実。それを考えれば世界中の誰もが自由に発信できるYouTubeは、ミュージシャンにとっても音楽マニアにとってもやはり非常に便利かつありがたい存在だ。今回インタビューをお届けするチャーリー・パラ・デル・リエゴ(Charlie Parra Del Riego)はペルーの首都リマ出身で、ゲームやアニメの音楽をメタル・アレンジで聴かせる動画などで一躍人気を得たギタリストだが、実は20年近くに渡って同国の音楽シーンで活躍しているベテラン。彼には今回、改めて自身の経歴を振り返ってもらうと共に、2019年5月にリリースされているソロ新作『CHAOS AND REDEMPTION』について詳しく語ってもらった。
自分の音楽を新しいオーディエンスにリーチさせたい
YG:チャーリーはソロ活動とバンド活動を並行して行なっているようですが、アーティストとしてはソロの方を本筋としている…と考えていいでしょうか?
チャーリー・パラ・デル・リエゴ(以下CR):そうだね、ソロ活動を間違いなく最優先事項に置いているよ。俺が世界中の様々な街でプレイし、様々なオーディエンスに自分の音楽を届けることができているのは、俺がソロでやっているインストゥルメンタル・ミュージックと、その発信源の1つであるYouTubeチャンネルのおかげだということは確かだ。インストには言語の障壁がないからね。でももちろん、長年やっているDIFONIAというバンドも同じぐらい大切に思っている。15年前に結成したバンドで、ここではメイン・ソングライターを務めているんだ。コロンビア、カナダ、ペルーといった国々で、かなり大規模なフェスティヴァルに出演してきたよ。メンバーは長年の親友たちだけど、最近新しくペルー出身のドラマーを起用した。彼は楽器メーカーのローランドと関わりのあるドラマーでね、カリフォルニアで行なわれたNAMMショウで知り合ったのさ。あと俺は、ペルーの伝説的なロック・バンドであるLeusemiaでも活動しているし…、M.A.S.A.C.R.Eは活動休止中だ。あのバンドで最後に行なったショウは、リマで行なわれたジューダス・プリーストのサポート・アクトとしてのライヴだった。ロブ・ハルフォードやリッチー・フォークナーと一緒に過ごすことができたのは、素晴らしい体験だった。将来またやるかもしれないけどね。先のことは誰にも分からないから。
YG:2012年から2013年にかけて、カナダのコブラ・アンド・ザ・ロータスというメタル・バンドにもゲスト参加していたようですが、これはどういった経緯だったのですか?
CR:ヴォーカルのコブラ・ペイジが、俺が2012年に公開した「Punk VS Metal」というYouTube動画のことを知ってくれていたんだ。それからDIFONIAのライヴ映像もチェックして、俺がいいギタリストかどうかを確かめたわけ。で、彼女のマネージャーから俺にメールで連絡が届いたんだ。あのバンドではフィア・ファクトリーやスティール・パンサー、ソナタ・アークティカなどのサポートをしながら、ヨーロッパやイギリス、アメリカ全土、カナダに至るまで様々な場所をツアーして廻った。100回以上はショウをやったよ。その後は数えるのをやめたぐらいだ(笑)。『HIGH PRIESTESS』(2014年)ではギターのレコーディングに参加したこともあったね。その後、俺は彼等と別々の道を行くことにしたけど、当時のドラマーとベーシストとは今でも連絡を取り合っているよ。
YG:ペルーの音楽シーンのことは、日本に住んでいると知る機会が少ないのですが…。チャーリーが子供の頃、周囲にそういったメタルやロックを聴く人はたくさんいたのですか? それとも少数派?
CR:ソーシャルメディア時代の今に比べたら、当時のヘヴィ・ミュージックはずっとアンダーグラウンドな存在だったよ。だからあまり聴いている人も多くなかった。少なくとも俺の友人たちは、ニュー・メタルやポップ・パンクを主に聴いていた。まあ俺もポップ・パンクは大好きだけどね。ちなみにGALERIAS BRASILというお店があって、ここは唯一ヘヴィ系の音楽に触れられる場所の1つだったから、当時はCDやVHSを買いに行くならあそこだったな。ストリーミングやダウンロード配信が行なわれる前の時代の話だよ。1990年代後半から2000年代前半のことさ。キング・ダイアモンドなんかのバンドTシャツを着た髪の長い男や女がリマの街を歩くなんてのは、当時とても奇妙に見えたに違いない。ちなみに俺が初めて演奏した楽器は、ペルーのカホンだった。木製のパーカッションだよ。父親がジャングル育ちだったんで、そういう影響がよく出ていることも間違いない。それから影響を受けたアーティストとして、ロス・デステロスのエンリケ・デルガドとLOS MIRLOSのダニーの名前も出しておかないとね。どちらもペルー出身の、トラディショナルかつサイケデリックなクンビアを演奏するカルト・バンドなんだ。
YG:なるほど。ソロ活動に話を戻すと、これまでに数枚ギター・インスト・アルバムを出していますよね。LeusemiaやM.A.S.A.C.R.Eのようなベテラン・バンドでプレイした上で、最終的にギター・インストこそあなたの本領を発揮できる音楽だと考えたわけでしょうか?
CR:それはあるね。YouTubeで自分のインストを公開するのは、新しいオーディエンスにリーチする必要性を感じているからだ。それに俺の好きなCAPCOMやBlizzard Entertainment、MediaJuice Studiosといったゲーム会社にも、自分の曲を届けられたらいいなと思ってね。もちろん、歌ものを書く楽しさも感じてはいるよ。DIFONIAは歌ものバンドだから。
YG:チャーリーは日本のアニメ・ソングをカヴァーした『ANIME GOES METAL』(2015年)や、同じくTVゲームのテーマ曲をカヴァーした『VIDEOGAMES GOES METAL』といった作品もリリースしていて、そちら方面の造詣も深そうですね。
CR:ああ、ゲームが大好きなんだよ。特に『ストリートファイター』シリーズ。カプコンから『ストリートファイター』のアニヴァーサリーのティーザー映像(に使われる楽曲)を依頼された時は、ゾクッとしたね! 子供の頃から『ドラゴンボール』や『聖闘士星矢』も観ていたから、アニメからの影響は俺の作る音楽にはっきり出ているよ。大きくなるにつれて『AKIRA』『midori』『エルフェンリート』『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』『エヴァンゲリオン』といった、より大人向けのアニメ作品にもハマるようになった。とても魅力を感じるんだ。
YG:ここからはソロ最新作『CHAOS AND REDEMPTION』についてお聞かせください。本作はどんなコンセプトで制作されたのでしょうか?
CR:このアルバムは俺自身のプロデュースだけど、ゲスト参加のミュージシャンたちには、彼ら独自のスタイルを活かして自由にやってもらおうと思った。誰もが他とは異なる個性の持ち主ばかりだから、まるでコンピレーション・アルバムみたいになっちゃったよ(笑)。ヘヴィな曲もあればシュレッド、アコースティック、ポスト・パンク風など、スタイルは様々だ。ちなみに、そんな風に尊敬するミュージシャンたちとアルバムを作るという目的とは別として、俺はその頃私生活でも仕事の上でも暗い時期を過ごしていた。でも持ち直してからはあっという間に、15曲入りのこのアルバムが完成したよ。一時の俺みたいに混乱した状況に置かれた人たちが、この音楽を聴くことで癒しを得られれば嬉しいと思う。
YG:ゲスト・ミュージシャンは地元ペルーを中心に、アメリカやブラジル、スペイン、コロンビアなど、多岐に渡っていますね。
CR:ほとんどは近しいミュージシャン仲間なんだ。今まさにキャリアを築こうと必死に頑張っている人たちばかりだよ。俺は彼らの大ファンでもあるから、才能ある友達に声を掛ければ、良いアルバムができるのは当然だろう? みんなが引き受けてくれてとても嬉しかったよ!
YG:特にギタリストに関して、何人か紹介していただけますか?
CR:コキ・トラモンタナ(Coqui Tramontana)はペルーで最も尊敬を集めているギタリストの1人で、仕事上でも俺とはかなり親しい関係にある。巨匠と呼べる存在の人物だよ。Ricardo Mendez(リカルド・メンデス)は俺とDIFONIAで一緒に活動している、親友だ。このアルバムは彼のレコーディング・スタジオでマスタリングしたんだよ。ルイス・カリル(Luis Kalil)はブラジル出身、19歳の名手で、13歳の時に既にESPやEMGとエンドースを結んでいた。俺もEMGと契約しているから、ずっとインスタグラムで連絡を取り合っていたんだ。スペインのカルロス・アセンシオ(Carlos Asensio)は、スペイン語圏最大のYouTubeチャンネルの1つ“Guitarraviva”を運営している。彼は俺にインタビューをしてくれて、その時に凄いケミストリーを感じたので友達同士になったんだ。ルーカス・モスカルディーニ(Lucas Moscardini)もブラジル人で、プログレ・メタル・バンドVITALISMでギターを弾いている。彼の話では、どうやら何年も前から俺のYouTubeチャンネルのファンだったらしいんだ。とても驚いたし、光栄に感じたよ。で、俺も彼のライヴを観に行ったんだけど、素晴らしいギター・プレイにビックリしてすぐファンになってしまった。これは一緒に曲を作らなくては!と思ったわけさ。彼らみんなに共通して言えることは、1人1人が素晴らしいギタリストであり、音楽への愛情をたっぷり持っていること。それに非常に勤勉で、エゴのぶつかりあいといった問題が全く起こらないことだね。
YG:レコーディングはどこでどのように行なったのでしょう?
CR:曲を書き始めたのは一昨年の9月だったんだけど、友人達の化け物じみたプレイが入る前のデモには、いわゆるヴァーチャル楽器を使っていたね。「Dynamite Symphony」「Biomechanical」で演奏してくれたデヴァディップ・チャンガ(Devadip Chunga)に関しては、レコーディング・スタジオに俺も行って立ち会った。海外のゲストに関しては、「Redemption」でドラムを叩いたエドゥアルド・バルド(ヒブリア)や「The Goodbye Melody」でベースを弾いたアナ・センティーナ、「Pristine」でギターを弾いたカルロス・アセンシオなどはずっと連絡を取り合いながら作業を進めて行った。異なる国、異なるスタジオ、異なる音色、異なる方向性でレコーディングが行なわれていたものだから、それをまとめ上げつつ彼らの色を残してアレンジをするしていくのが大変だったよ。でもリカルドが時間を掛けて、1曲1曲異なるサウンドを持つよう、見事にマスタリングしてくれた。
YG:インストは曲のタイトルを付けるのが難しいと思いますが、チャーリーの場合はどうですか? 曲が出来てから、その雰囲気に合ったキーワードを選ぶのでしょうか?
CR:例えば「Dynamite Symphony」は、ちょうどタイトルを考えていた時に、伝説のプロレスラーのダイナマイト・キッドが亡くなったので、そこから思いついた。彼の持ち技の数々や初代タイガーマスクと繰り広げた抗争が大好きなんだ。そうそう、あの試合は日本で行なわれたんだったよね! この曲の持つ懐かしい雰囲気と強烈さが、俺に影響を与えてくれたキッドの人生の盛衰を思わせるような気がしたんだよ。
「Phoenix」は、このアルバムで最初に書いた曲だから…というのがタイトルの由来だ。再びインスト曲を書いていくことは、俺にとって再生したという感覚があり、この曲名以外に考えられないと思ったわけ。そんな感じで、曲のサウンドに応じて即座に思いついたものを何でもタイトルにしていくんだよ。
バッハのような「Burn」を聴いて人生が変わった
YG:収録曲について細かく聞かせてください。1曲目「Dynamite Symphony」はフラッシーなアルペジオとクラシカルなメロディーが中心のシュレッド曲で、理論的な知識の裏付けがないと作れなさそうな曲ですね?
CR:俺が初めてクラシックの要素をエレクトリック・ギターで弾いたのは、実はディープ・パープルの「Burn」(1976年『BURN』収録)だった。バッハにインスパイアされたようなソロ・セクションを聴いた時に、俺の人生が変わったんだ。その後もバッハの影響は、ランディ・ローズの弾く「Mr. Crowley」(オジー・オズボーン/1980年『BLIZZARD OF OZZ』収録)といったロック・ギター曲から得ていった。クラシックの作曲を先生について学ぶことはなかったし、教材なども少なかったから、1人で情報収集をしまくったよ。今は、ツアーに出ていない時はオンラインで勉強をしている。
YG:この曲の2分51秒辺りから始まる、怒濤の速弾きセクションが凄まじいですね。このようなテクニカルなソロは、レコーディング前にあらかじめ構築して組み立てておくのですか?
CR:この曲でインプロヴァイズしたところは一切ないよ。すべてあらかじめ書かれたもので、メロディックかつドラマティックなアルペジオとバロック的なシュレッドを主体とした内容だ。でもメイン・メロディーやコーラスの部分は全然クラシックじゃないはずだ(笑)。俺の中にある“アンガス・ヤングの魂”を出すパートだと思ったから。
YG:メタリックな「Redemption」には先ほど話してもらったように、ルイスとヒブリアのエドゥアルド・バルドが参加していますね。
CR:ルイスのソロ曲はどれもすごくメロディックで強烈なんだよ。だからこそ彼にこの曲で弾いてもらおうと考えた。メロディーに関して素晴らしい仕事をしてくれたし、シュレッド時は彼ならではの逆手タッピングをやってくれた。あの技はおすすめだから、みんなもやってみるといいよ。それと言っておきたいのが、エドゥアルドのドラムは一切編集していないということ。彼はモンスターだ! メタル界の偉大なリズム・セクションの1人だね。
YG:「Moonsault」は他の曲よりも一段と重厚感で強烈な印象で、この曲にはVITALISMのルーカスが参加していますね。
CR:俺もメインのリフやメロディー、間奏の部分やアコースティックのブリッジ・パートなど、あちこちで弾いている。でもこの曲のメインはルーカスだ。メロディックでグルーヴィなリード・フレーズは全部彼が弾いた。キルスウィッチ・エンゲイジっぽいモダンさも入れてくれて、結構ユニークなものになったよ。彼のスタイルとエネルギーがとても好きなんだ。
YG:すさまじく激しいパートから、途中でアコースティック・セクションに移行するというドラマティックな展開も見せますが、これは何をイメージして?
CR:中盤にアコースティックを入れようと思った主な理由は、アルバムの制作中によく聴いていたのがアメリカっていうアーティストだったからだろうな。「A Horse With No Name」(1971年)とか「Ventura Highway」(1972年)とか。レコーディングの合間に耳を休めるためだったんだ。というのも、俺は2017年にセパルトゥラのオープニングを務めた際、モニターの不調で耳を傷めてしまったのを今でも引きずっていてね。それにヘヴィなパートではルーカスがキルスウィッチ的なリードを弾き、ジャレッド・ダインズは最強にヘヴィなドラミングを聴かせている。俺がジェリー・カントレル風のリフを弾いてさ。そんなセクションの直前にアコを入れるからこそ、格好がつくんだよ。
YG:「Surquillo」はややブルージー&ファンキーな曲ですが、こういったスタイルもお好きなのですか? ここではオーソドックスなペンタトニックの弾きまくりが聴けますね。
CR:これはギブソン・レスポールを用いて、ディストーションを一切使わずアンプのヴォリュームを10にして得られる歪みだけを使って録ったんだ。昔コードを学んでいた頃によく弾いた、スラッシュやレニー・クラヴィッツのファンキーなリフからの影響がよく出ているよ。グルーヴィなドラムはハヴィエル・オノリオ(Javeir Honorio)によるもので、すべて1テイクでやってくれた。
YG:「Enigma」は他と比べても異色で、メインとなるリズムやアコースティック・ギターによる物悲しいメロディーに、エスニックな要素を感じます。これはペルーの民族音楽なのでしょうか?
CR: そう、ペルーの民族音楽に影響されている。でもギターはスペインのフラメンコ寄りなリズムを使っているんだ。キーボードのアレンジはコキマン・ロメロ(Kokiman Romero)という人物がやってくれた。幾つかパートを重ねてくれたよ。素晴らしい腕前の持ち主で、リマでは最も忙しいミュージシャンの1人だね。それにジェレミー・カスティロがドラム、オリ・カスティロがベース。彼らは兄弟で、俺のバンド仲間だ。
YG:「Paradox」はディオやレインボーを彷彿させる’80sなリフが特徴的ですね。ここではDIFONIAのリカルドがゲストでギターを弾いていますが、あなたから見て彼はどんなギタリストですか?
CR: 彼はこの曲でワウのパートを弾いてくれている。そういうのが彼の得意なプレイなんだ。ザック・ワイルドの大ファンで、オジー・オズボーンのオープニングを務めたこともあるぐらい。他にダイムバッグ・ダレルやカーク・ハメットなども好きらしいな。一緒に演奏していてとても楽しいし、彼のヴィブラートは他に聴いたことがないほど揺れ幅が広いよ。
YG:アルペジオが炸裂するメタリックな楽曲「Biomechanical」は、同じようなタイトルの曲が過去の作品『PROCRASTINACION』にもありますが、アレンジし直したのでしょうか?
CR:そう。最初のヴァージョンもとてもクールで気に入っていたんだけど、新曲の間に並べるためには同等の音作りにする必要を感じたんだ。当時はデジタル系の楽器やプラグインで音を作っていたところを、差し替える必要があったわけ。デヴァディップがドラムを叩いてくれたよ。これで“EZ drummer”のお世話にならなくて済むようになったわけだ。
YG:「Wishful Thinking」はゲストのクレジットがありませんが、あなた1人による演奏と考えて良いでしょうか? エンディングを飾るにふさわしい、落ちついた曲調ですね。
CR:ああ。ヴォリューム奏法を活かして質感豊かなサウンドを作りたかったし、これでアルバムを終えることができればクールだなと思ってね。シュレッド、リフ、ドラムのフィル・イン、アルペジオ、ペンタトニックのラン・フレーズなどを聴かせて、旅の終わりを穏やかに締めくくりたかった。そうそう、ちなみにここまででゲスト・ギタリストについてはだいたい話してきたと思うけど、1人触れてなかったのが友人のコール・ローランドだ。レコーディングの際に声をかけた時、ちょうど彼は自宅のスタジオを離れていたから。俺達は2015年に、彼の(YouTube)チャンネルでギター・バトルをしたことがある。クールなコラボだったよ! でも彼と一緒に作った曲は、このアルバムには収録していない。いつかできるといいな。
YG: では、今回のレコーディングで使った機材を教えて下さい。
CR:メイン・ギターはクレイマーUSAの“Nite V”で、俺のシグネチュア・モデルだ。EMGのピックアップ“57”と“66”が搭載されているよ。弦はアーニーボール製で、[.010〜.052]のゲージを使用している。アコースティック・ギターはJames Neligan製とエピフォンの“Masterbilt”モデルだ。アンプやギター・プロセッサーは、ヴィクトリー・アンプの“The Kraken”、それにPOSITIVE GRIDの“Bias Amp”。エフェクト類はMXR“GT OD”や“Carbon Copy Analog Delay”、“Analog Chorus”、それにFULL MOJOの“Rocket Booster”だ。
YG:では最後に、今回のアルバムであなたの音楽を初めて聴く日本のリスナーに向けて、メッセージをお願いします。
CR:俺のインタビューを読んでもらえて、さらにアルバムを聴いてもらえると思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。ペルーのリマから、みんなにエールを送るよ!
RELEASE INFO
1. Dynamite Symphony (feat. Devadip Chunga & Oliver Castillo)
2. Redemption (feat. Luis Kalil & Eduardo Baldo)
3. Surquillo (feat. Oliver Castillo & Javier Honorio)
. The Goodbye Melody (feat. Anna Sentina, Hazael Abraham & Javier Honorio)
5. Moonsault (feat. Jared Dines & Lucas Moscardini)
6. Pure Light (feat. Coqui De Tramontana)
7. Phoenix (feat. Noel Marambio & Javier Honorio)
8. Sunrise (feat. Valentina Velásquez)
9. Enigma (feat. Kokiman Romero, Oliver Castillo & Jeremy Castillo)
10. Diet (feat. Giovanna Takaki)
11. Pristine (feat. Carlos Asensio)
12. Paradox (feat. Ricardo Mendez & Mauricio Llona)
13. Dreamland (feat. Oliver Castillo & Jeremy Castillo)
14. Biomechanical (feat. Devadip Chunga)
15. Wishful Thinking