マテウス・アサト、ソロ・デビュー作をオーガニックに聴かせた出発点の一夜 2026.3.1.@Robin Club Tokyo

マテウス・アサト、ソロ・デビュー作をオーガニックに聴かせた出発点の一夜 2026.3.1.@Robin Club Tokyo

ステージから発散される、立体的でオーガニックな熱量

去る2月27日、マテウス・アサトの初ソロ・アルバム『ASATO』が発売された。これを記念して3月1日、リリース・パーティーと題されたライヴが東京都内のライヴハウスにて開催された。

スタンディング形式の会場は立錐の余地もないほど満員で、外国籍のオーディエンスもかなり目立つ中、現れたマテウスは「こんばんは!」と日本語で挨拶。ゆったりとしたインプロから本編がスタートした。セットはデビュー作収録曲のお披露目が中心で、「Otsukare!」「Rush」などのロック・ナンバーから「Cryin’」「The Breakup Song」のようなゆったりしたバラードまで、1つの枠に縛られない多彩なスタイルを反映。バックを支えるキーボード、ベース、ドラムのバンド形式で、今回のラインナップで公の演奏はこの時が初めてだったとのことだが、そのグルーヴにはどこを切っても心地よい一体感があり、時にソロ回しやジャムに興じてステージをより盛り上げていた。

元々は約10年前からソーシャル・メディアを発信の場としてきたマテウスだけに、長きにわたって人気を誇る楽曲も少なくなく、その中の1つである「North」も、印象的なフレーズが奏でられるとフロアから歓声が沸き起こった。同曲もアルバムに収録されており、自主的な動画の発信を中心としてきた彼のキャリアにおいて、それらを1つのパッケージに収めた『ASATO』の完成は、新たな幕開けを意味していることがよく分かる。お得意のダブル・ストップをふんだんに使った難曲もエモーショナルに聴かせ、磨き上げられたプレイの数々は当然のことながら動画よりも立体的でオーガニックな熱量に感じられた。

「自分の曲をアルバムにして出さないの?ということは前から聞かれていたけど、今こそやる時だと思ったんだ。前回日本に来た時は東京ドームでのライヴだった(註:ブルーノ・マーズのサポート)。今回はこの会場で、自分の大好きな音楽を奏でられることに本当に感謝している」と自らの素直な心情を語る一幕もあったマテウス。その喜びを発散するかのようにラウドな「HENDRIX」で本編を締めくくり、アンコールは「Kyoto’s Jam」「too nerdy for pop, too pop for nerds」と、穏やかで自由無碍なバラードを展開、大喝采の中で幕を閉じた。

終演後には、マテウスが「この場でCDを買ってくれた人全員にサインをするよ!」と言うことで急遽、物販セクションがサイン会に早変わり。新たな出発点をファンと共に盛大に祝った、記念すべき一夜となった。

マテウス・アサト@Robin Club 東京 2026.3.1 セットリスト

1. Intro
2. Otsukare!
3. Rush
4. Mellow
5. Wasted Hit
6. Maria
7. Cryin’
8. The Breakup Song
9. Mateus Interludes (MC)
10. Kawaii
11. North
12. Empty Hands
13. Don’t Dream It’s Over
14. HENDRIX
[encore]
15. Kyoto’s Jam
16. too nerdy for pop, too pop for nerds

Mateus Asato Live in Japan 2026

大阪公演
日程:2026年8月6日(木)
会場:心斎橋BIGCAT

愛知公演
日程:2026年8月7日(金)
会場:DIAMOND HALL

東京公演
日程:2026年8月11日(火・祝)
会場:Zepp Shinjuku

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(受付期間:3月9日(月)12:00〜4月30日(木)23:59まで)
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