アーティスト名 | ANVIL アンヴィル |
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アルバム名 | POUNDING THE PAVEMENT パウンディング・ザ・ペイヴメント |
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北米カナダが世界に誇るメタル・レジェンドの通算17作目。前身バンドのLIPSから数えると結成40周年を記念する本作でも、無骨で真摯で猥雑なサウンドは不変。バンドのイメージ的にはシンプル&ストレートと思われがちだが、デビュー当初から彼らは変拍子を絡めた一癖ある捻りを加えた曲作りをしてきた。その意外な(失礼!)頭脳明晰さを感じるインテリジェントな味わいは、本作でも健在だ。正直、リップス(vo, g)の歌声に老いを感じるし、ロブ・ライナー(dr)のプレイも往年の大胆さは皆無だが、それでも“アンヴィルらしさ”満点のサウンドの前には、黙ってヘッドバンギングするしかない!