ARCHITECTURE OF A GOD/LABYRINTH

ARCHITECTURE OF A GOD/LABYRINTH

イタリアン・メタル黎明期を支えた老舗バンドの約7年ぶりとなる通算8作目。鍵盤とリズム隊が交替しているが(新ドラマーはなんとTNT、イングヴェイ他の名手ジョン・マカルーソ!)、前作で復帰を果たしたバンドの創始者:オラフ・トーセン(g)と実力派看板シンガー:ロベルト・ティランティが舵を取るそのサウンドは、些かの迷いもなく初期作に満ちていた魅力への回帰を宣言している。ほのかなプログレ感を拡散させながら欧州風味満載の美旋律を疾走させる楽曲のしなやかな美しさは、まさに彼らならではの極上の味わい。ロベルトによるウェットな愁いに満ちた情熱歌唱も相変わらず素晴らし過ぎる。
(羽田幸一)