BLIND GUARDIAN/BEYOND THE RED MIRROR

BLIND GUARDIAN/BEYOND THE RED MIRROR

『IMAGINATION FROM THE OTHER SIDE』(’95年)に登場した少年が約20年の時を経て再び現れるという非常に興味深い設定の、記念すべき10作目。とはいえ、時間を当時に巻き戻すのではなく、現在の彼らが現在のスタイルでストーリーを表現し、紐解いたという認識が正しいか。彼ら独特の重厚でファンタジックな世界観と民族的アプローチは不変ながら、曲によってはオールドスクールな面を見せつつ、前作で取り戻した本来のブラガらしさをさらに成熟させた内容となっている。クワイアやオーケストラも壮大な雰囲気を堅固に支持。『IMAGINATION〜』とリンクさせて聴くのも一興かも。
(新垣新哉)