CHALICE OF SIN/チャリス・オヴ・シン:ウェイド・ブラックの新バンド、欧州調メタルでデビュー

CHALICE OF SIN/チャリス・オヴ・シン:ウェイド・ブラックの新バンド、欧州調メタルでデビュー
アーティスト名CHALICE OF SIN
チャリス・オヴ・シン
アルバム名 CHALICE OF SIN
チャリス・オヴ・シン

CD | マーキー・インコーポレイティド/アヴァロン | 2021年6月18日発売

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かつてクリムゾン・グローリーやレザーウルフにいた米国人シンガー:ウェイド・ブラックの新バンドによるデビュー作。ギターはデンマークのメリディアン、ベース/キーボードはイタリアのエッジ・オブ・フォーエヴァー、ドラムは同じくイタリアのマインド・キーのそれぞれ現メンバーで、サウンドはパワフルでちょっとクサみのあるメロディックな欧州調のメタル。金属的かつ粘着質なウェイドの歌唱は健在…と言うかさらにクセが強くなっているが、本作が示す正統派色の強い音楽性にもしっくり収まっており、かつ存在感を大いに示している。まだこなれていない部分も散見されるが、これからが楽しみである。

【文】小澤明久