アーティスト名 | WHITE STONES ホワイト・ストーンズ |
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アルバム名 | DANCING INTO OBLIVION ダンシング・イントゥ・オブリヴィオン |
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オーペスの古参メンバーにしてミカエル・オーカーフェルトのマニアックなプログレ指向を長年下支えしてきたマーティン・メンデス(b, g)が、南欧スペインで立ち上げた自身のプロジェクトの2作目。リード・ギター・パートをオーペスのフレドリック・オーケソンらゲストに委ねていたデビュー時の編成から、専任ギタリストを置く4人組に衣替えしてプロジェクトの独立性は高まったが、現在のオーペス以上にデス・メタルのルーツにこだわった禍々しい激重サウンドを指向しているところはデビュー作同様。テクニカルなインスト・バトルの場面はむしろ増量しており、独自のプログレ・メタル美学を主張し始めている。
【文】平野和祥