hide and seek/MEPHISTOPHELES 徹頭徹尾のヘヴィ・メタルを適度な現代的センスも交えて構築

hide and seek/MEPHISTOPHELES 徹頭徹尾のヘヴィ・メタルを適度な現代的センスも交えて構築
アーティスト名MEPHISTOPHELES
メフィストフェレス
アルバム名 hide and seek
hide and seek

CD | キングレコード | 2018年9月26日発売

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’01年に1stアルバム『METAL ON METAL』をリリースして劇的な復活を果たした、’84年結成のベテラン:メフィストフェレス。本作は約3年ぶりとなる3枚目の作品で、バンドとは不可分の関係にあるイレイザーヘッドの3つのマテリアルを含む7曲入り。梶谷 禎のアグレッシヴなギター・リフを軸とした新曲群は、徹頭徹尾のヘヴィ・メタルを適度な現代的センスも交えて構築したもの。もっと他の楽曲を聴きたくなる欲を駆り立てる。サウンド・プロデュースをテラ・ローザの岡垣正志が担当した、異色とも言えそうな協業も奏功したに違いない。lynch.の葉月(vo)が客演したのも興味深いトピックだ。

【文】土屋京輔