| アーティスト名 | PENNYWISE ペニーワイズ |
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| アルバム名 | ALL OR NOTHING オール・オア・ナッシング |
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結成以来、ペニーワイズの顔として活躍してきたジム・リンドバーグ（vo）が’09年に脱退。晴天の霹靂とも思える交替だっただけに存続も危ぶまれたが、無事に新作を届けてくれた。一言で言うなら“新鮮”。後任のヴォーカリスト：ゾリ・テグラスはハイトーン・ヴォイスで新生ペニーワイズをぐいぐいと引っ張っていき、南カリフォルニアの熱気を運んでくれる。既に何度もツアーを重ねているだけあり、ゾリとバンドとのケミストリーが十分に感じられ、ライヴで映えるシンガロング・パートも随所にある。巨漢ギタリスト、フレッチャー・ドラッジのスラッシー・ギターも冴え渡り、一気にバンドが若返った。
（小口正貴）
