INTO THE BLACKNESS/SPRAYGUN WAR

INTO THE BLACKNESS/SPRAYGUN WAR

バックチェリーのジョシュ・トッド(vo)&スティーヴィーD(g)によるサイド・プロジェクトの5曲入りデビューEP。ロック・サイドからのヒップホップへのアプローチ、要はラップ・ロックだが、ジョシュは以前からそうした影響が見えていたので驚かないし、ラップよりもメロウな歌の比重が高いため違和感もない。むしろ注目はスティーヴィーで、単音カッティングの「Fury」を始め、多くのトラックを軽快かつ小洒落たプレイで実に器用に弾きコナすが、EDMを導入した「OMG」での、近年のKORNの実験作に通じる先鋭的なNuメタル・ギター・サウンドには思わず仰け反った。能ある鷹の隠れた爪が露わになった。
(菅原健太)