ESP、タカミネ NAMM2025

ESP、タカミネ NAMM2025

ESP

ESPは2025年で創業50周年。ブース内には、記念パネルや記念モデルなどが展示されていた。

ESP50周年

LTD Deluxe

LTDのDeluxeシリーズには、精悍なダーク・カラーで重低音を支える多彩なモデルが続々登場。

左最上段は7弦バリトン・ギター“TE-1007 BARITONE”。木材の導管の凹凸を活かしたサンドブラスト・フィニッシュで、弦は裏通し、ローステッド・メイプル・ネック。

左上から2番目は“EC-01FT”。ストップ・テイルピースで、1ヴォリューム、1ハムの削ぎ落とされたスペックにフィギュアド・メイプルの杢目トップ&チャコール・バースト・サテン・フィニッシュがダークに映える。

左列上から3番目の“XJ-1 HT BARITONE”はXJシェイプの6弦バリトン・ギターで、27インチ・スケール、ボルト・オン・ジョイント、ロック式ペグを採用。リヴァース・ヘッド、シルヴァー・ブラスト・フィニッシュ&Fluenceの1ハムがクールな印象だ。

左列最下段は“SN-1000HT”。こちらもシルヴァー・ブラスト・フィニッシュで、25.5インチ・スケール、ローステッド・メイプル・ネック、ロック式ペグに加え、17フレット以降は指板がスキャロップド加工されており、リード・プレイにも対応している。

右列最上段はダーケスト・アワーのマイク・シュレイバウム・モデル“MSV-1”。“Arrow”シェイプ、スルー・ネック・ジョイント、ピックアップにはEMGのジェイムズ・ヘットフィールド・シグネチュア“JH”のブラッシュド・ゴールド・カラーを搭載し、グロス・フィニッシュの黒いボディとコントラストを作り出している。

右列上から2番目はバインディングを太めに取った輪郭が特長の“MH-1000NT BB”。ブラック・サテン・フィニッシュ、リヴァース・ヘッド、Fluence“Modern”の2ハムバッカー、25.5インチ・スケールにセット・ネック・ジョイント、マカッサル・エボニー&コンパウンド・ラジアスなどなど。

右列上から3番目は、グラナイト・スパークル・フィニッシュがステージ映えを約束する7弦バリトン・ギター“M-1007 BARITONE EVERTUNE”。エヴァーチューン・ブリッジ、スルー・ネック、27インチ・スケール、アルダー・ボディ、マカッサル・エボニー指板などが主なスペックだ。

最後はホワイトチャペルのアレックス・ウェイドのシグネチュア・バリトン“AW-XJ7 BARITONE EVERTUNE”。スワンプ・アッシュ・ボディに導管の見えるサテン・フィニッシュ、5ピース・ネック、27インチ・スケールなど/を採用。ピックアップはディマジオ“D Activator”1基。黒系で統一された中にブリッジ・サドルとピックアップのポールピースのみゴールド仕様というのもポイントだ。

Signature Series

シグネチュア・モデルも盛りだくさん。

最上段の黄色い8弦ギターはステファン・カーペンターズ(デフトーンズ)の最新シグネチュア。ブリッジ寄りに2基置かれたハムバッカー・ピックアップなども特徴的。

上から2番目が、発表以来大きな話題を呼んだミック・トムソン(スリップノット)のESP初シグネチュア・モデル“LTD Signature Series MT-I”。本機のために開発されたオブシディアン・メタリック・フィニッシュを採用。ライトウェイト・マホガニーで、毎晩長時間にわたり激しいパフォーマンスを繰り広げるミックをサポートする。セット・スルー・ネックやヒップショットのハードテイル・ブリッジ。ゴトー製ペグなど、こだわりが随所に現れる。

3番目は、LTDからラム・オブ・ゴッドのウィル・アドラー・モデル“WA-WARBIRD”がアップデート。漆黒のボディにゴールドのグラフィックが輝く。ロック式トレモロ・ブリッジ。

最下段はアレックス・スコルニック(テスタメント)久々の新モデル“AS-1FR”。ライム・バーストのフィニッシュ、セイモア・ダンカン製のアレックスのシグネチュア・ピックアップやフロイドローズ・トレモロの搭載などが特徴。

お待ちかね、ミックの“MT-I”にフォーカス。

続いてもシグネチュア・モデル。

最上段はベアトゥースのケイラブ・ショーモのシグネチュア。上から2番目はラムシュタインのリヒャルト・Z・クルスペのモデル“”。リセス(落とし込み)加工されたストップ・テイルピースやキル・スイッチなどが特徴。上から3番目はJM-I。SYLOSISのジョシュ・ミドルトン・モデル。最下段はアンディ・ラロック(キング・ダイアモンド)のALR-IIで、ティアドロップ型と呼ばれるヘッド形状を採用している。スルー・ネック・ジョイント、24.75インチのネック。

ESP USA

ESP USAシリーズは米国製で、スパークル・フィニッシュも眩い4色展開の“M-II”など、高級感溢れるモデルが並ぶ。

シースルー・サンバーストのトップ材が美しい写真2枚目は“ECLIPSE USA”(左)と“HORIZON-II USA”。

Exhibition Limited

こちらはおなじみ、日本のビルダーがその腕を競う美麗な1点もののモデルが、今年も勢揃い。

Takamine

中段のモラセス・フィニッシュの2本はソリッド・スプルース・トップ&サペリ・サイド&バックで、左から、小ぶりのニューヨーカー・シェイプながら大きなサウンドを創出する“GY21E SM”、ドレッドノート・シェイプでパンチのあるトーンを得られる“GD21CE SM”。

パール・ホワイト・フィニッシュのモデルが並ぶ下段は、右下のNEXシェイプ“GN37CE PW”が新製品だ。材はソリッド・スプルース・トップにメイプル・サイド&バック。

中央のグリーンのモデルは毎年恒例“Limited Edition Series”に加わった“LTD2025”。サイド&バックにhハワイアン・コアを使用し、シェイプはOMカッタウェイ。エボニー指板&ブリッジにエンゲルマン・スプルース・トップ。クリアな中域と柔らかい低域、きらめく高域を創出する。

パートナー・ブランドであるESPの50周年を記念したスペシャル・ギター。ヘッドにはESPのロゴ、指板には芸術性の高いインレイ・ワークが施されている。