エクストリームの最新作『SIX』から「X-OUT」のミュージック・ビデオが公開された。
『SIX』は“世紀のギター・ソロ”と評されたヌーノ・ベッテンコートのギター・ワークを含む「RISE」や「Banshee」「Other Side of the Rainbow」といった際立ったシングルによってバンドを新たな高みに押し上げ、さらにアメリカ、ヨーロッパ、イギリス、インド、日本、オーストラリアを巡る世界規模のツアーによって大きな支持を集めた。
ヌーノは7月に行なわれたオジー・オズボーンのフェアウェル・コンサート“Back to the Beginning”での歴史的な演奏を通じ、ロック界で最も影響力のあるギタリストの一人としての地位を改めて証明した。この記念碑的な出演をきっかけに、彼は2025年のMTV VMAで音楽監督兼ギタリストとして招かれ、スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、ヤングブラッドと共に、コンサート開催後に死去したオジーへの力強いトリビュートを披露した。この動画でヌーノが使用しているギターには、ボディ部分にキーボードの鍵盤が埋め込まれ、かつスチームパンク風のデザインに仕上がっている。鍵盤とギターをどちらも弾きこなすアクションもヌーノならではだ。
発表されたミュージック・ビデオは、『SIX』の中でも最も激しい楽曲のひとつ「X-Out」に合わせて制作された鮮烈な映像作品であり、楽曲の持つ不気味な印象と、信条、意義、死の必然性をといったテーマを際立たせる内容になっている。ヌーノは「この曲には映画のようなサウンドがある。『マッドマックス』『デューン/砂の惑星』といった映画のイメージがすぐに思い浮かんだ」と言っている。またゲイリー・シェローン(vo)は、「この歌詞は嘆きだ。人生の儚さ、避けられない事柄に対峙した意味への問いかけを映し出している」と語る。
INFO

収録曲
1. RISE
2. #REBEL
3. BANSHEE
4. OTHER SIDE OF THE RAINBOW
5. SMALL TOWN BEAUTIFUL
6. THE MASK
7. THICKER THAN BLOOD
8. SAVE ME
9. HURRICANE
10. X OUT
11. BEAUTIFUL GIRLS
12. HERE’S TO THE LOSERS
13. RISE (RADIO EDIT) ※日本盤ボーナス・トラック



