ジョン・５の新ソロ『SINNER』より、デイヴ・ムステインが客演した1stシングル「Que Pasa」が公開

ロブ・ゾンビのギタリスト、ジョン５の新ソロ・アルバム『SINNER』が10月29日に発売される。同作から、メガデスのデイヴ・ムステインをヴォーカルにフィーチュアした1stシングル「Que Pasa」がミュージック・ビデオと共に公開された。

タイトルの”Que Pasa”はスペイン語で、英語にすると”What’s up？”（元気？ 最近どう？）といった意味。デイヴが参加したのはいわゆる歌メロではなく、掛け声のようなヴォーカル・フック的なパートだ。もともとジェームス・ブラウンのサンプル・ヴォイスが入っていたものが彼の声で再現されており、ジョンの得意とするグルーヴ・メタルをオーガニックに彩っている。

デイヴを起用したことについて「とても光栄だった。あの唸り声が完璧だった」と話すジョン。自身のギター・プレイも、シーケンシャルなフレーズから発展させたフラッシーなソロまで、多芸多才ぶりをしっかりと見せつけてくれている。

本作には、ライオット・ハウス・スタジオのバリー・ポインターがプロデュースとミキシングを手掛けた。ドラムのエンジニアを担当したのは元ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト：ギルビー・クラーク。ジョン自身も大ファンであるKISSのピーター・クリスが、「Georgia On My Mind」のカヴァー曲でドラムを叩いている。また、「Euphoria」にはブッチャー・ベイビーズのヴォーカリスト：カーラ・ハーヴェイがやはりゲスト参加。