レゴとフェンダーがファンのアイデアで初コラボ、ストラトキャスター＆アンプのセットが発売

玩具メーカーのレゴジャパンは、10月１日よりフェンダーとのコラボレーション商品“レゴ®アイデアフェンダー®ストラトキャスター™”の販売を開始する。

本セットは、ファンのアイデアが商品化されるレゴアイデアシリーズとして新たにラインナップされた大人向けのレゴ製品で、エレクトリック・ギターの代名詞ともいえるフェンダーのストラトキャスターから、’70年代に生産されたモデルのシェイプをレゴブロックで緻密に再現。本物のギター同様に弦が６本張られ、ペグやトレモロ・アームが可動式になっているのがポイントだ。また、カラーはレッドとブラックの２色が用意されており、１つのセットでどちらか１色のストラトを完成させることができる。

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ギターだけでなく、フェンダー製のコンボ“Princeton Reverb”を模したアンプも同梱されており、トップやバックのカヴァーを外して回路やスピーカー、真空管を覗くこともできる。さらにはアンプのチャンネルを切り替えるフット・スイッチや折り畳み式のギター・スタンド、レゴブロックのパターンが遊び心のあるストラップなども付属しており、ギター・ファンのマニア心を捉えた本格的な仕様となっている。

発案者のトマッシュ・レテネイ氏は、幼い頃からストラトに憧れを抱いていたというレゴファンの１人。10代の頃は購入が難しかったという自身の経験を元にレゴブロックでストラトを作り、レゴアイデアコンテスト“Music to Our Ears”に応募したことが今回の商品化につながったそうだ。「他のギター・ファンが、私と同じようにレゴでストラトキャスターを作る喜びを感じてくれることを楽しみにしています」とレテネイ氏は語る。

レゴのグローバル・マーケティングVPを務めるフェデリコ・ベガ―氏は、今回のコラボを次のように話している。「ストラトキャスターは、アーティストの創造性を引き出すために設計され、数十年経った今でも、その独特のサウンドと音楽への影響力は絶大で、ギター演奏の未来を切り開いています。レゴグループでも同様にレゴブロックを通して、遊びによる創造性を引き出す活動を実施していることから、今回のコラボレーションを実現させようと考えました。音楽に情熱を持っているフェンダーのファンの皆様には、本セットでギターだけではなく、ストラップやアンプなどのアクセサリーの細部へのこだわりを楽しんでもらいたいと思っています」

インテリアとしても魅力的な、レゴブロックを組み立てて作るストラトキャスター。大人の遊び心を刺激してやまない逸品であることは間違いないだろう。