ヴァン・ヘイレンが1991年12月に行なったテキサス州ダラス公演のライヴ音源が、CD及び2LP作品『LIVE IN DALLAS 1991』として4月23日にリリースされる。
今作は1991年12月4日に米テキサス州ダラスで開催された野外フリー・ライヴの全貌で、サミー・ヘイガー(vo, g)期当時の新曲や代表曲を中心に、この日披露された全11曲を収める。熱量高くキレッキレのエディ・ヴァン・ヘイレン(g)を始め、ハードに回帰した1991年の彼らの生々しさを捉えた極上のライヴ盤だ。
彼らは同年夏に通算9作目となるスタジオ・アルバム『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE』を発表。バンドにとって3作連続での全米アルバム・チャート首位を獲得した作品となり、またバンド初となるグラミー賞受賞作品となった、非常に重要なアルバムだ。昨年(2024年)初夏、このアルバムが
2CD+Blu-ray+1LPの豪華5枚組ボックス・セット、その名も『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE(EXPANDED EDITION)』となってリリースされた。ヴァン・ヘイレン初のデラックス・エディションとなったこのボックス・セットは世界中のファンを熱狂させたのだが、そのボックス・セットに収録されていたダラス公演のライヴ音源が、今回単独作品化された。
ここに収録されているのは、“FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE TOUR”と名付けられた今作に伴うツアーの一環として、1991年12月4日にテキサス州ダラスで開催された伝説的野外フリー・コンサートの模様がを生々しく捉えた、貴重な未発表ライヴ音源だ。当時の最新曲となる「Judgement Day」「Poundcake」といった『F@U#C%K』からの楽曲をはじめ、「Best of Both Worlds」「Finish What Ya Started」といったアルバム『5150』や『OU812』からの楽曲、前ヴォーカリストであるデイヴィッド・リー・ロス期のヒット曲「Panama」、そしてサミー・ヘイガーのソロ曲「I Can’t Drive 55」「There’s Only One Way to Rock」が含まれており、ヴァン・ヘイレンというバンドの最大の魅力の一つである、ステージ上での比類なきパフォーマンスを存分に楽しむことができる名音源といえる。
INFO

LIVE IN DALLAS 1991 / VAN HALEN
2025年4月23日発売 | ワーナーミュージック・ジャパン | CD、2LP
収録曲
1. Poundcake
2. Judgement Day
3. There’s Only One Way To Rock
4. Runaround
5. Why Can’t This Be Love
6. Panama
7. A Apolitical Blues
8. Finish What Ya Started
9. I Can’t Drive 55
10. Best Of Both Worlds
11. Top Of The World
公式インフォメーション
VAN HALEN / ヴァン・ヘイレン「Live in Dallas 1991 / ライヴ・イン・ダラス 1991」 | Warner Music Japan