ヤング・ギターとdiskunionのコラボレーションにより、日本では未だ知られざる超絶ギタリストを発掘するシリーズ（ギター・エクストリーマー）が新しくスタートした。第一弾となる今回は、本誌編集長も超プッシュする“豪州の若き野獣ギタリスト”グレン・プラウドフットによる２作品を紹介しよう。
１枚目はソロ・デビュー作として2010年に発表されたギター・インストゥルメンタル・アルバムの『LICK ‘EM』。ダイナミックなグルーヴ、凄まじいシュレッド・プレイ、そして歌心たっぷりのメロディーと様々な要素を詰め込んだ多彩な音楽性はスティーヴ・ヴァイ、エリック・ジョンソン、アンディ・ティモンズといったギター・インスト好きには堪らない内容となっている。
そして２枚目は、ダミアン・コルニオーラ（dr）、ジャロッド・ロス（b）をメンバーに迎えたトリオ編成で、自らがヴォーカルを務めた『ANIMAL』だ。今年、2013年５月に発表されたこの作品には、ヘヴィ＆ハードなグルーヴにワイルドな歌声を乗せ、スピーディーに突き抜けるロック／メタル・チューンが凝縮されている。ブルージーさもモダン・ヘヴィネスも兼ね備えた、やはりヴァラエティ豊かな作品だ。
なお、グレンの奏法はYouTubeの本人チャンネルで観る事ができる他、ヤング・ギター2013年11月号でもインタビュー及び付録DVD連動の奏法解説でその秘密に迫っているので、併せてチェックしてみてほしい。
今後も本シリーズでは強豪たちを発掘していく予定なので、お楽しみに！
