今年のNAMMショウで発表され大きな話題となっている、アイバニーズ渾身のニュー・モデル“AZ”。特殊な加熱処理(エステック)が施されたローステッド・メイプル・ネック&指板、セイモア・ダンカンが“AZ”のために作り出したピックアップ“Hyperion”、そのサウンド・ヴァリエーションを倍増させるAlterスイッチ、ゴトーとのコラボレーションにより開発された新型トレモロ・ユニット“T1802”…など、非常に強力なスペック満載のモデルとなっている。
現在発売中のヤング・ギター2018年4月号ではこの最新シリーズについての特集を組み、その詳細を細かく解説しているが、ここでは記事と連動したスペシャル・デモンストレーション映像をご覧いただこう。
今回は有形ランペイジ、TRIXなどで活躍中のギタリスト:佐々木秀尚に“AZ2402Q”、“AZ2204”、“MM1”、“TQM1”という4機種を試奏してもらった。1本のモデルにつきクリーン・サウンドと歪みサウンドの2パターンで、ピックアップ・セレクターとAlterスイッチを何度か切り替えながらプレイしているので、その効果の程をよく理解してもらえることだろう。なお各ギターの演奏中、画面の右上に使用しているピックアップのコイル図が表示されるが、赤色(■)は通常の出力、ピンク色(■)はコイル・タップ状態の出力、オレンジ色(■)はシリーズ接続での出力であることをそれぞれ示している。下記に掲載した2つの図を参照しつつ、極上のデモンストレーションを味わっていただきたい!