発売中のヤング・ギター2026年6月号では、プロ/アマ問わず多くの現代ギタリストに愛用されるマルチプロセッサーを大特集! かつては高価なアンプ群や巨大なラック・システムを使って生成していたゴージャズなギター・サウンドも、今では片手サイズの筐体ですべて賄えてしまうのがマルチプロセッサーの強みだ。そして、言わずもがなそれは“Spark”でも同様。ここでは同号掲載のスコア「Erotic Nightmares」より、煌びやかなギター・サウンドの代名詞ともいえるスティーヴ・ヴァイのトーンを“Spark AI”に作らせてみた(ギターにはハムバッカーを搭載したSTシェイプを使用)。
バッキング:音圧と広がりのあるハイ・ゲイン音像
バッキング・サウンドは「YG_Vai_Erotic Nightmares_Backing」

YG_Vai_Erotic Nightmares_Backing プリセット内容(接続順。詳細設定はアプリでご確認下さい)
GATE:オフ
COMP:オフ
DRIVE:オフ
AMP:Yjm 100
MOD/EQ:Digital Chorus
DELAY:Digital Delay
REVERB:ROOM STUDIO A
まずアーティスト名、曲名と用途を伝えるため、「スティーヴ・ヴァイ Erotic Nightmares イントロのバッキング」と入力。Spark AIが提示してくれたサウンドはスティーヴ・ヴァイ風ではあったものの、かなりハイ・ゲインでアンプも本人使用のものとは異なっていたので、改めてマーシャル系のアンプを指定。すると、概ね満足の行くサウンドが得られた。薄めのコーラスが掛けられているのも、AIによる提案だ。バッキング系のサウンドにしては深めのディレイが掛けられているが、気になる人はオフにしてしまっても構わないだろう。
ToneCloudでダウンロードしよう!
「YG_Vai_Erotic Nightmares_Backing」の名前で検索すると、同じプリセットをダウンロードすることができます。
リード:バッキング音にミッドとゲインをプラス
リード・サウンドは「YG_Vai_Erotic Nightmares_Lead」。

YG_Vai_Erotic Nightmares_Lead プリセット内容(接続順。詳細設定はアプリでご確認下さい)
GATE:NOISE GATE
COMP:オフ
DRIVE:BOOSTER
AMP:Yjm 100
MOD/EQ:Digital Chorus
DELAY:Digital Delay
REVERB:ROOM STUDIO A
バッキング・サウンドをベースにリード用サウンドを生成する過程で、NOISE GATEの追加、ゲイン・アップ(BOOSTERの追加)、アンプのトーン・セッティングによる中音域のブースト、ディレイの設定等を指示。当初はこちらの意図がAIに伝わらず、なかなか思い描くサウンドに至らなかったが、今後使用していくに従って指示をより的確にできるようになるだろう。「いいね」などのリアクションをすることでAIに学ばせていくこともポイントだ。
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