「進め!ゴレンジャー」ギター・サウンドをAIで再現!!

「進め!ゴレンジャー」ギター・サウンドをAIで再現!!

ヤング・ギター2026年5月号は『スーパー戦隊ギター列伝』と題して、スーパー戦隊シリーズの音楽とギターの関わりについてフォーカス! スコアも企画に合わせてシリーズ第1弾作品『秘密戦隊ゴレンジャー』のOP曲「進め!ゴレンジャー」をセレクトしてみた。50年前の楽曲にもかかわらず、最新テクノロジー:Positive Grid“Spark AI”との相性もすこぶる良好。なつかしの“あの音”をAIが蘇らせてくれたぞ!!(使用ギターはSSHピックアップ・レイアウトのSTタイプ)

バッキング:ワウとトランジスタ系クリーンで’70年代風に

バッキング・サウンドは「YG_Susume Gorenger_Backing」。

バッキング

YG_Susume Gorenger_Backing プリセット内容(接続順。詳細設定はアプリでご確認下さい)

GATE:オフ
COMP:オン
DRIVE:オフ
AMP:SILVER 120
MOD/EQ:EQオン
DELAY:オフ
REVERB:CLASSIC PLATE

まずはSpark AIに曲名を入力。とはいえAIのデータベースに既存の情報はほとんどないようだったので、「1970年代の日本のスタジオ・レコーディングでカッティングに使われていたクリーン・トーン」という漠然とした指示を加えた。すると、それに対してAIが提案してきたサウンドはかなり甘いウォーム系のクリーンだったので、「もっとトレブリーに」と指示したところ、シングルコイルのセンター・ピックアップでちょうど良いサウンドが得られた。もちろん、アンプに日本製トランジスタ・アンプをモチーフにしたモデルをセレクトしたのもAIだ。さらにそこへ手持ちのワウ・ペダルを接続し、適宜踏み込み操作をすると、文句なしのサウンドとなった。

ToneCloudでダウンロードしよう!

「YG_Susume Gorenger_Backing」の名前で検索すると、同じプリセットをダウンロードすることができます。

オブリガート:独特の“エコー”が絶妙なレトロ感を創出

オブリガート・サウンドは「YG_Susume Gorenger_Obbli」。

オブリガート

YG_Susume Gorenger_Obbli プリセット内容(接続順。詳細設定はアプリでご確認下さい)

GATE:オフ
COMP:オン
DRIVE:オフ
AMP:SILVER 120
MOD/EQ:EQオン
DELAY:ECHOTAPE
REVERB:CLASSIC PLATE

続いてはオブリ用サウンドを生成。カッティング用サウンドをベースにトーンを調節すべく「さらにブライトに」とAIに指示すると、それだけで概ね良好なトーンが得られた。そこに特徴的なディレイ・エフェクトを付加。当初はBPM指定でディレイのセッティングを指示したが、ニュアンスが異なったため、ここからは手動でディレイ・タイムとフィードバック(SUSTAIN)を調節した。言わずもがな、AIとのやりとりのみでサウンド・メイクすることも可能だが、場合によっては耳で確認しながら微調整する方が手っ取り早いこともあるので、その辺りは臨機応変に対応するのが、“賢い”AIの使い方ということになるのだろう。

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「YG_Susume Gorenger_Obbli」の名前で検索すると、同じプリセットをダウンロードすることができます。