ヤング・ギター2026年5月号掲載企画『スーパー戦隊ギター列伝』と連動して、同号スコアには『特捜戦隊デカレンジャー』の主題歌をフィーチュア。近年のスーパー戦隊ソングの王道といえる軽快なHRサウンドは、言わずもがなPositive Grid“Spark”が内蔵するハイ・ゲイン系アンプとの相性もバッチリだ。では早速、“Spark AI”のポテンシャルが存分に発揮されたサウンド・メイクの工程を以下に見ていこう!(使用ギターはSSHピックアップ・レイアウトのSTタイプ)
バッキング:モダン・マーシャル系で歯切れ良く
バッキング・サウンドは「YG_Special Police Dekaranger_Backing」。

YG_Special Police Dekaranger_Backing プリセット内容(接続順。詳細設定はアプリでご確認下さい)
GATE:オン
COMP:オフ
DRIVE:オフ
AMP:Yjm 100
MOD/EQ:EQオン
DELAY:オフ
REVERB:オフ
まずはSpark AIに曲名と「メインのバッキング」と入力。最初に提示されたサウンドは、歪みはまずまずながらかなりファットなサウンドだったため、「現代のマーシャル・アンプでハイ・ゲインに」と追加で指示したところ、今度は低域が若干盛り上がったサウンドを提示されたので、「ベースを抑えもっとトレブリーに」と指示すると、微調整の必要を感じないバッチリのサウンドを得ることができた。GATEの設定も適切で、グラフィックEQもアンプのEQを考慮した繊細なセッティングとなっていたのが驚きだ。
ToneCloudでダウンロードしよう!
「YG_Special Police Dekaranger_Backing」の名前で検索すると、同じプリセットをダウンロードすることができます。
ソロ:空間系を加えて絶妙なリード・サウンドに
ソロ・サウンドは「YG_Special Police Dekaranger_Solo」。

YG_Special Police Dekaranger_Solo プリセット内容(接続順。詳細設定はアプリでご確認下さい)
GATE:オン
COMP:オフ
DRIVE:オフ
AMP:Yjm 100
MOD/EQ:EQオン
DELAY:オフ
REVERB:CLASSIC PLATE
バッキング・サウンドが文句なしだったので、これに「少しゲインを上げてトレブリーにしつつ、ルーム・リヴァーブを加える」と指示。こちらも、これだけで微調整不要の最適なサウンドが得られた。リヴァーブはCLASSIC PLATEを使用しているものの、TIMEやDAMPINGの設定によってルームっぽく、なおかつソロに目立たない余韻を加えたいという意図まで汲んでくれたようなセッティングだ。この辺りはまさに、優秀なギター・テックかエンジニアが身近にいるような感覚。改めてAIのポテンシャルを思い知った一連の作業だった。
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「YG_Special Police Dekaranger_Solo」の名前で検索すると、同じプリセットをダウンロードすることができます。



