SnapToneでさらに多彩な音色
日進月歩で進化するデジタル・プロセッサー・シーンだが、ここ数年の傾向を見てみると、プロ・ユースにも堪えるフロア・タイプが注目を浴びる一方で、よりコンパクトなペダル・タイプの充実が目を引く。そのコンパクト・タイプの決定版と成り得る新製品が、ホットトーンの兄弟ブランドであるヴェイルトンからリリースされた。
ヴェイルトンの看板製品である“GP”シリーズの高品位なサウンドと多彩な機能を、コンパクト・ペダル・サイズに凝縮したのが、今回紹介する“GP-50”だ。まず基本情報を確認しておくと、本機にはアンプ・モデルが全32タイプ、キャビネット・シミュレーターが22タイプ、歪みペダル10タイプを含むエフェクトが全100タイプ以上内蔵。アンプ・タイプはブティック系が充実している他、ハイ・ゲイン・タイプも数多く取り揃えられており、あらゆる音楽性に対応可能だ。これらアンプ&エフェクトのブロックは最大9つまで同時使用が可能で、エフェクトを駆使した多彩なサウンド・メイクに対応してくれる。
操作もわかりやすく、エフェクト・チェーンが表示されるエディット画面では、大きなPARAノブでブロックを選び、画面下の3つの小ノブでタイプ選択やパラメーター調整をするという手順。アナログ感覚で操作できるため、こういった機器に慣れていない人でも簡単に扱えるだろう。また兄弟モデルの“GP-5”はフットスイッチが1つだったの対し、本機は2つ備えているため、プリセットの切り替えやタップ・テンポ入力などがしやすくなった点も大きな魅力だ。
その他オーディオ・インターフェイス機能(ドライ音とウェット音の両方を収録可能)やリズム・マシン機能、ルーパーなども装備し、何と充電式バッテリーまで内蔵。ライヴから宅録まで幅広く活躍してくれる。その上でさらに注目したいのはSnapTone機能で、NAM(Neural Amp Modeler)というアンプ・プロファイル技術に対応したデータであれば、他社のアンプやエフェクト・タイプも本機用に変換して使える。IRデータのようにアンプやエフェクトの解析データを入手し、それを扱えるという夢のような技術だ。本機にはあらかじめ50種類のSnapToneデータがロードされているため、まずはそれらを試し、さらに幅広い音色を楽しんでみるとよいだろう。コンパクトなペダル型プロセッサーだが、シーンを揺るがす1台だ。





試奏動画 Valeton | GP-50
製品概要 Valeton | GP-50
●アンプ・タイプ数:32 ●エフェクト・タイプ数:100以上 ●キャビネット・タイプ数:22 ●入出力:インプット、EXP/FSイン、アウトプット(L/Mono)、アウトプット(R)、ヘッドフォン・アウト、MIDIイン、MIDIスルー、USB
●コントロール:PARAノブ(兼エンター・ボタン)、クイック・アクセス・ノブ×3
●スイッチ:SAVE、EXIT/BT、GLOBAL、DRUM、フットスイッチ×2
●電源:DC9V、USB、内蔵充電バッテリー
●サイズ:82(W)×122(D)×54(H)mm ●重量:430g
●価格:¥19,800(税込)
製品情報:【第2次予約販売】Valeton GP-50 マルチエフェクトプロセッサー / SnapTone & IR ローダー マルチエフェクター



