サトリアーニ「Flying In A Blue Dream」音作りの肝は[クリーン・アンプ+歪みペダル]の組み合わせ

サトリアーニ「Flying In A Blue Dream」音作りの肝は[クリーン・アンプ+歪みペダル]の組み合わせ

ヤング・ギター2026年4月号のギター・スコアには、巻頭企画「スケールを使いこなす!」に関連して、リディアン・スケールをフィーチュアした楽曲として奏法企画でも取り上げられることの多いジョー・サトリアーニの「Flying In A Blue Dream」をセレクト! そこでPositive Grid“Spark AI”を使ってサトリアーニ風のサウンドに迫ってみたが(ギターはハムバッカー・ピックアップを搭載したSTタイプを使用)、[クリーン・アンプ+歪みペダル]という本家のセッティングに倣って生成されたサウンド・クオリティは、誰もが納得の出来栄えだ。

リード:クリーン・アンプ+歪みペダルならではのテイストを追求

リード・サウンドは「YG_Satriani_Flying In A Blue Dream_Lead」。

リード

YG_Satriani_Flying In A Blue Dream_Lead プリセット内容(接続順。詳細設定はアプリでご確認下さい)

GATE:NOISE GATE
COMP:オフ
DRIVE:BLACK OP
AMP:Plexiglas
MOD/EQ:オフ
DELAY:DIGITAL DELAY
REVERB:オフ

Spark AIでのシミュレーションは、まずアーティスト名と曲名を入力するところからスタート。比較的近いサウンドはすぐに得られたが、アンプ側の歪みが加わっており、ニュアンスがわずかに異なっていた。そこで、サトリアーニ本人のセッティングを参考に「マーシャルはクリーン設定にして、“DS-1 で歪ませる」と具体的に指示。最初は意図と異なる解釈をされる場面もあったが、言い回しを工夫しながら対話を重ねていくと、AIの反応が徐々に精度を増していくのが分かる。「アンプはマーシャルのままクリーンなセッティングに」と伝えることで、狙い通りの方向へと収束。さらに音量やディレイに関する細かなニュアンスを加えることで、原曲に肉薄するサウンドを得ることができた。こういったAIとのやり取りを重ねることで理想に近づけていくプロセスは、まさにギターの音作りにおける新体験。使用するギターの個体差も鑑みると、AIで直ちに完成形のサウンドを導き出すというより、 音作りの相棒としてイメージするサウンドを“共に”作り上げていく…といったスタンスが有用なようだ。

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