MÅNEGARM／モーネガルム

スウェーデン出身の４人組ヴァイキング・メタル・バンドの、８作目にして初の日本盤。バンド名は北欧神話から採用、歌詞のほとんどがスウェーデン語であるなど、作品を通して土着的で、郷土への誇りを音楽性に反映させた作品だ。疾走パートではメロディックなブラック・メタル寄りの勇猛で邪悪なムードを保つ一方で、フィドルやホイッスル、アコギ、女性ヴォーカルを大胆に導入しながら、伝統的なスウェディッシュ民族風のクサいメロディーを用い、フォーキッシュな雰囲気を充満させるミドル／スロー・パートも聴き応え抜群。漢臭いコーラス・パートもライヴではシンガロング必至だ。今月末に初来日。