| アーティスト名 | FROZEN CROWN フローズン・クラウン |
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| アルバム名 | THE FALLEN KING フォールン・キング |
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前知識もなく、資料も読まずに音源だけを聴いた時点では完全にフィンランドのバンドだと信じて疑わなかったが、何とイタリアのビー・ザ・ウルフの中心人物：フェデリコ・モンデッリ（vo, g, key）が仕切る新バンドだ。女性シンガーと若干17歳の女性ギタリストを擁する５人編成で、基本的な音楽性は疾走感のある北欧メロディック・パワー・メタル。「Fail No More」「Queen Of Blades」あたりではチルドレン・オブ・ボドム的なリフ・ワークが聴け、「To Infinity」「Across The Sea」「Everwinter」ではナイトウィッシュからの影響が感じられる。中にはフォーク色のあるメロデス調の曲もあり、「Netherstorm」などはもろにエンシフェルムだ。キーボードがキラキラしていたらある意味完璧だった。
【文】Masa Eto
