アーティスト名 | SABATON サバトン |
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アルバム名 | THE WAR TO END ALL WARS ザ・ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズ |
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スウェーデン出身“ミリタリー・メタラー”による、『THE GREAT WAR』(’19年)から’21年の怒濤のシングル・リリース・ラッシュ、ライヴ作×2を経ての第10作。バンド曰く、まだまだ語り足りないテーマがある…とのことで、前作に引き続き第1次世界大戦にまつわるコンセプト・アルバムだ。サウンド面での冒険や実験はなく、従来の劇的&勇壮なキャッチー路線が貫かれ、セルフ・オマージュもちらほら。ただ、ここ何作かでは最も重厚かつ“漢”臭い仕上がりで、ネオ・クラシカルなギター・プレイが飛び出したりもする。これまた前作同様、解説ナレーション入り“ヒストリー・エディション”との2枚組もアリ。
【文】奥村裕司