アーティスト名 | THE CROWN ザ・クラウン |
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アルバム名 | ROYAL DESTROYER ロイヤル・デストロイヤー |
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一時は解散〜改名再始動、人事異動などでバタついた不安定期間を経験しつつも、再結成第3弾に当たる前作でスウェディッシュ・デス・メタル界きっての無慈悲な突撃王の存在感を見事取り戻した彼らの、3年ぶり通算11作目。前作から引き続きフレドリック・ノードストロムがプロデュースを手がけ、今回も頭っから炸裂するフル・パワー爆走がインパクト大。期待される“らしさ”をハズさない突撃アルバムだが、中盤〜後半に混ぜられたミドル・スピードのドゥーミーなヘヴィ・チューンも全体のヴァイオレンス感覚に水を差すことなく威圧感を発しており、独自の激重エピック・メタル様式開発に成功した観がある。
【文】平野和祥