特別連載企画:ファントム・エクスカリバー:栄光の“Wacken Open Air”への道 第1回

特別連載企画:ファントム・エクスカリバー:栄光の“Wacken Open Air”への道 第1回

毎年ドイツのメタル・フェス“Wacken Open Air”で開催されているバンド・コンテスト“W:O:A Metal Battle”。世界約30ヵ国の新鋭・精鋭バンドが激突するその現地決勝ラウンドに、今年はファントム・エクスカリバーが日本代表として挑む。

先頃、“LOUD PARK”初出演を果たし、勢いに乗る彼等は、そのレポート座談会(リンク)でも大活躍してくれたばかり。そこでYGウェブでは、<<ファントム・エクスカリバー:栄光の“Wacken Open Air”への道>>と題し、ここに連載企画をスタート! 今後、全6回シリーズ(予定)にて、国内決勝ラウンドで見事優勝を掴み取り、“メタルの聖地”へと聖剣と共に殴り込み、現地オーディエンスを熱狂の渦に叩き込むまでを追っていく。

記念すべき第1回は、国内予選“Metal Battle Japan”優勝報告を。では早速、バンド創設メンバーでもあるギタリスト、MastuにWOA進出の喜びを語ってもらおう…!!

INFO

“W:O:A Metal Battle”については、コチラ(FAQリンク)も参照のこと。

Metal Battle Japan 2023 エントリーからドイツ渡航まで、疑問や不安に公式が答えます!!

第1回:“Metal Battle Japan 優勝!!!”

Matsu
Matsu(Pic: Litchi)

ファントム・エクスカリバーのMatsuです!

先日、僕達は“Metal Battle Japan”(以下MBJ)で優勝! 世界最大のメタル・フェス“Wacken Open Air”(以下WOA)で開催される、現地決勝ラウンドへの進出が決定しました!!

メタルの聖地にて世界各国の“Metal Battle”代表バンドと激突するのは、来たる8月初旬。それに向け、WOA出演までの道…ということで、このたび連載を持たせていただくことになりました!

Metal Battle Japan 2023フライヤー
Metal Battle Japan 2023告知フライヤー

実は、MBJのことは(前身バンドの)ファントム・エックスを結成した当時に知り、いきなり初年度に応募した…のですが、その時は勿論(?)音源審査で落ちました(笑)。それから早10数年──今回、’12年の初回以来のエントリーだったんですが、まさか自分達が優勝発表のステージに立っているなんて…想像すら出来なかったです。

国内予選の出順はじゃんけんで。僕はオーディション運が皆無なので、今年「一番運勢が良い」と占い師に言われた…と言い張るドラムのYusakuにすべてを託しました。そしたら、案の定ひとり負けをして、僕達の出番はトップに…! いや~、最高でしたね!!(笑)

ファントム・エクスカリバー審査

Matsuライヴ

でもその時、僕はもう優勝を確信していたんです。それに、Yusakuのおかげで(?)、沢山のファンが朝早くから集まってくれて、ファントムの演奏中、みんな“メタルは裏切らない”タオルをいっぱい掲げてくれて、大感激でした。トップで演奏するのなんて慣れているし、すべてを出し切ることが出来たと思います。

結果発表の瞬間は、何だか実感が湧かなくて、立ち尽くしてしまい……色々と考えていたら、自分だけステージに上がるのが遅れてしまいました(笑)。

優勝したファントム・エクスカリバー

ただ、審査員の増田(勇一)さんがおっしゃった「今のファントム・エクスカリバーの活動を見て、何か覚悟のようなモノを感じる」──この言葉を聞いて、改めて思いました。多くの人達の期待と希望を背負い、ドイツへと行くのだ…と。

それに向けての心情やWOAへの思いについては、また次回以降に。

尚、昨今の世界情勢や円安もあって跳ね上がり続けている渡航費捻出のため、現在クラウドファンディング企画に挑戦しております!!! 詳細は下記URLにて。

Phantom Excaliver GO FOR WACKEN 応援プロジェクト – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

何と、開始から1日経たずして目標達成! 次なるステップに向けて動いておりますので、お楽しみに! 是非、ご支援をお願いいたします!

本日もありがとうございました!!! そして、第2回以降もよろしくお願いします!!!!!

観客と記念撮影
(Pic:Metal Battle Japan)

Metal Battle Japan 審査員のコメント

ライター:増田勇一

増田勇一
今回も接戦だったんですが、その中でもファントムの総合力が勝った…という結果ですね。ここのところの活動を見ても、彼等には覚悟のようなモノを感じていたので、きっとWOAにも強い気持ちで臨んでくれるんじゃないか…と期待も込めました。

Rosana:miho

Rosana:miho
ファントムのパフォーマンスには、とにかく「WOAで観てみたい!」と思わされました。「(現地の観客から)どんな反応がくるんだろう?」というのもあって、今から活躍が楽しみです!