SAVIOR NEVER CRY/CONCERTO MOON

新ラインナップで制作した通算9枚目のアルバム。後任シンガーに迎えられたのは、福岡で結成されたスクリーミング・シンフォニーで活動してきた久世敦史で、前任者にも通じるパワーを押し出した歌唱スタイルが持ち味だ。この声の存在感が […]

THE BOTTOM DEEP/COMMUNIC

ノルウェー産プログレ・パワー・メタル・バンドによる4th。ネヴァーモアにキャンドルマスのエキスを注入したようなダークかつドゥーミー、刺々しく攻撃的だがメリハリをわきまえた音楽性は今回も高い完成度で示されており、トリオとは […]

BLACK AND WHITE AMERICA/LENNY KRAVITZ

レニクラが“ロードランナー”からアルバムを出すとは隔世の感がある。直接的なタイトルから分かるように、自らのルーツを掘り起こしながらファンク、ロック、バラードといつもながらの“レニー節”を詰め込んだ。すべての楽器を操るマル […]

THE DISCOVERY/BORN OF OSIRIS

米イリノイ州シカゴ出身の6人組プログレッシヴ・デスコア・バンドによる3rd。ガツンガツンと無慈悲に進むマシーナリーなリフと、ツイン・ギターによるハーモニーが紡ぐ美メロディー、そしてそれらを丹念に繋ぎ合わせる多彩かつ巧みな […]

LIVIN’ MY DREAM/BAI BANG

2ndアルバム『COP TO CON』(’91年)が日本の北欧メタル・ファンから好評を博したスウェーデン産バンドのバイ・バング。その後も地道な活動を続けていた彼らの7枚目のアルバムが、日本盤としてはその2nd […]

WORSHIP MUSIC/ANTHRAX

ジョーイ・ベラドナ(vo)を含むクラシック・ラインナップの復活に歓喜したのが’05年。あれからもう6年も経った。その間のアンスラックスは正直「何フラフラしてんだよ」と言いたくなる活動状況だった。ようやく完成し […]

REVIVAL/THE ANSWER

ZEP〜フリーのライン上にある、ブルース・ベースの英国型ハード・ロックをモダンなサウンド・プロダクションで轟かせる、北アイルランドの4人組の3作目で、そうしたデビュー以来の路線を継承する新作だ。タメを効かせたシンプルなリ […]

MAN OR MACHINE/ALPHA TIGER

ドイツの5人組正統派HMバンドのデビュー作。若さほとばしる’80年代型サウンドを聴けばNWOTHMムーヴメントの一派とされていることに納得できるが、特徴的なハイ・トーン・ヴォーカルと疾走するツイン・ギターが交 […]

BACK TO THE START/AIRRACE

レッド・ツェッペリンの故ジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナム(dr)が初めて本格的に参加したバンドとして話題になりながらも、アルバム1枚を残して解散したエアレースが復活を果たし、27年ぶりに2ndアルバムを発表し […]

UNBREAKABLE/ABSYNTH AURA

女性シンガー:クロド嬢をフィーチュアするイタリア産ゴシック・メタル・バンドのデビュー作。キャッチーに展開する垢抜けた楽曲の中で、パワー溢れるシャウトからナイーブなメロウネスまで豊かな表現力を見せつけるクロド嬢は、元ヴィジ […]

TEMPLE OF ROCK/MICHAEL SCHENKER

前作『IN THE MIDST OF BEAUTY』(’08年)で、マイケル・シェンカー・グループ(MSG)の初代シンガー:ゲイリー・バーデンを迎えたこともあって、往年のファンからの注目度が再び増しているマイ […]

A DRAMATIC TURN OF EVENTS/DREAM THEATER

誰もが耳を疑ったまさかのマイク・ポートノイ(dr)脱退から1年──ネット公開されて大きな話題を呼んだ後任オーディションの末、新たにマイク・マンジーニ(スティーヴ・ヴァイ、アナイアレイター他)を迎えての通算11作目。驚くべ […]

STATE OF THE ART/XORIGIN

スレイヴス・トゥ・ファッションのヨハネス・ストール(vo)と元ザ・マーダー・オヴ・マイ・スウィートのダニエル・パルムクヴィスト(g)によるノルウェー産メロディアス・ハード・ユニットのデビュー作。マインズ・アイ他の活躍でも […]

Eve to Dawn 旭日昇天/LOUDNESS

’81年のデビュー作『THE BIRTHDAY EVE〜誕生前夜〜』から今年の11月で30周年を迎えるラウドネス。“EVE”繋がりの本作品はその記念であり、同時に、鈴木“アンパン”政之(dr)を迎えた前作から […]

ライヴ:LOUD PARK 11にUNITEDの出演が決定

10月15日に開催されるLOUD PARK 11に、日本のヘヴィ・メタル・バンド、UNITED(ユナイテッド)の出演が発表された。 スラッシーで激しいメタル・サウンドを持ち味とするユナイテッドは1981年に結成され、今年 […]

TACTICAL/WORLD UNDER BLOOD

CKYのフロントマン:デロン・ミラーと、ディヴァイン・ヘレシーやディクレピット・バースのメンバーとして、はたまたモービッド・エンジェル、ヴァイタル・リメインズなどのライヴ・サポートとして鳴らしてきた職人ドラマー:ティム・ […]

IN PROGRESS/WORK OF ART

スウェーデンの3人組による、約3年ぶりとなる待望の2作目。ラーズ・サフサンド(vo)が客演したイタリア出身のライオンヴィルのデビュー作も素晴らしかったが、こちらの仕上がりも良好だ。透明感のある美麗なメロディーを配した、心 […]