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鋼鉄の翼をさずかりし者たち… METAL MANIA 特別対談!

【本誌掲載記事を特別公開!】間もなく開催されるメタル・イベント“METAL MANIA”に参戦の3バンドがトークで大セッションを慣行! 同イベントに込められた思いやメタル・ギターが持つ大いなる力をトコトン語り合う…!! 

インタビュー&文●上田慎也 Shinya Ueda 撮影●江隅麗志 Reishi Eguma(C-LOVe CREATORS)
METAL MANIA - 1

[l. to r.]Hirotomo&Ryoto(HELL FREEZES OVER)、TJ&DAIKI(HER NAME IN BLOOD)、miyako&midori(LOVEBITES)

「翼をさずける」のキャッチフレーズでもお馴染みの世界的飲料メーカー“レッドブル”が主催する都市型音楽フェス“RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018”が今年も開催。9月22日〜10月12日の約1ヵ月間にわたって計11の音楽イベントが都内各所にて繰り広げられるが、その中でも9月28日に渋谷TSUTAYA O-EASTにて行なわれる“METAL MANIA”は特に本誌読者要注目のイベントだ。

ラウド・ロック/メタルコアをパワフルに轟かせるHER NAME IN BLOOD(以下HNIB)、世界最大のメタル・フェス“Waken Open Air”にも出演した女性5人組LOVEBITES、’80年代ベイエリア・スラッシュ・メタルの継承者HELL FREEZES OVER(以下HFO)という現代J-METALシーンを席巻する若きホープたちに、’80年代から世界を股にかけて活躍する日本の至宝ラウドネスも加わり、世代や性別、スタイルを超越した気鋭のメタラーがズラリ揃い踏み!

本誌では同イベントの前哨戦として参加バンドのギタリストたちによるトーク・セッションを開催──HNIBからTJ&DAIKI、LOVEBITESからmidori&miyako、HFOからRyoto&Hirotomoが参戦(残念ながらスケジュールの都合によりラウドネス高崎 晃の参加は叶わず…。代わりにコメントを寄せてくれた)。“METAL MANIA”についてはもちろんのこと、様々なトピックで意見を交わしてくれた!

世代、性別、スタイルetc.といった垣根をぶっ壊す!!

YG:HNIBは昨年の“RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017”にも出演しているんですよね?

TJ:はい、渋谷のタワーレコードでやった“音楽摩天楼 ONGAKU MATENRO”というイベントに参加させていただきました。僕らは地下1階のステージに出たんですけど…。

miyako:偶然にも、同じ日に私たちLOVEBITESも5階でアルバム(’17年『AWAKENING FROM ABYSS』)のリリース記念イベントをやっていたんですよ。

midori:私たちはフェスに参加していたわけではなかったんですけど、レッドブルをもらいました(笑)。

Ryoto:いいなぁ。俺たちはタワレコにもいなかったし、レッドブルももらってない…。

YG:(笑)そして今年はHNIBが“METAL MANIA”というイベントをキュレーションすることになったわけですが、その経緯を教えていただけますか。

TJ:前回の縁もあって、レッドブルさんから「今年のフェスではメタルをテーマにしたイベントを企画してみませんか?」というお話をいただいたんですよ。

DAIKI:ありがたいことに「好きなようにやってください」と言っていただいたので、世代も性別もスタイルも何も関係なく、とにかく最高のメタル・バンドを集めて、メタルの素晴らしさを伝えられるような最強のイベントをやりたいなと思って。

TJ:ベテランだとか若手だとか、男だからとか女だからとか、新しいとか古くさいとか…そういう垣根みたいなものを全部ぶっ壊して、メタルを好きな人も聴いたことがない人も、みんな一緒になって「メタル最高っ!」って盛り上がれるようなものにしようと。

YG:そしてまず声をかけたのが…。

TJ:僕たちとしてはありきたりな組み合わせじゃなくて、「えっ?」って驚いてもらえるようなラインナップにしたかったんですよ。で、僕はHELL FREEZES OVERの名前をまず1番最初に挙げました。’17年に彼らを初めて観たんですけど…、もう見た目からしてヤバいじゃないですか?(笑)

Ryoto:俺たちは’80年代が大好きで、メタルと言えばやっぱりデニム&レザー! それに尽きますよ!! あと、HFOには短髪のメンバーもいません。やっぱり見た目って大切じゃないですか、自分たちの精神性を打ち出すものだし。

DAIKI:俺たちより先輩に見えるよ!(笑)

TJ:もちろんサウンドも最高で、ライヴを観たらすげぇカッコいいスラッシュ・メタルをやってて、「こんな若手がいるんだ!」って衝撃を受けたんですよ。で、まずは彼らに声をかけました。

Ryoto:俺たちみたいな若手バンドにも目を向けてくれたのが、とにかく嬉しかったです!

DAIKI:LOVEBITESに関しては、ガールズ・メタル・バンドだから…云々よりも、とにかく音を聴いたら純粋にめちゃくちゃカッコよくて。それでオファーさせてもらいました。

miyako:私は個人的に(HNIBの)ヴォーカルのIKEPYさんとは以前から知り合いで、TJさんともツイッターを介して面識はあったんですけど、今まで対バンする機会はなくて、やっと…という感じですね。

YG:そしてラウドネス。

DAIKI:以前“LOUD∞OUT FEST”というイベントでご一緒させていただいたことがあったんですけど、やっぱり日本でメタルと言ったらラウドネスは偉大な存在だし、一緒にやれたらいいなと思って恐る恐る声をかけさせていただいたんですよ。そしたら参加してくださるということでめちゃくちゃ嬉しいんですけど…、めちゃくちゃビビってもいます!(笑)

midori:「えっ、ラウドネスと一緒なの…!?」って。私たちはデビューしてからまだそんなに経ってないのに、あんな大御所の方と一緒にやれるなんて…「頑張らなきゃ!」ってやる気が出ましたね。

DAIKI&TJ:本当だよね!

YG:HFOの2人はどうですか?

Hirotomo:もう「ヤバい!」って言葉しかないですね!

Ryoto:俺たちは結成してからはしばらく経ちますけど、音源デビューしたのはついこの間なんで(7月に4曲入りEP『SPEED METAL ASSAULT』でデビュー)。それからわずか2ヵ月後にラウドネスやHNIB、LOVEBITESと一緒のステージに立てるなんて…、本当に「ヤベェ!」のひと言ですよ!(笑)