ハラちゃんの曲は、リフで攻めるギターが合うんですよね

YG:『五臓 -GOZO-』以来の新しい音源となるシングル『-業-』が6月19日に配信リリースされました。このタイミングで新曲を発表した理由は何かあったのでしょうか?
葉月:6月頃のバンドに関するトピックというと、6月末の“NEMOPHILA 対バン2days 2026- HINOE -”や7月の北米ツアー、それからフェスといったライヴ関連の話題が中心で、曲関連のトピックがない状態でした。だから、ここで一度新曲をファンに届けておきたいという思いがありましたね。あと、『五臓 -GOZO-』のツアーは“上弦”と謳っているから、ってことは“下弦”も…?(笑) そういう予感──これからまた何かありますよという期待を煽るためのシングルでもあります。
YG:なるほど(笑)。『五臓 -GOZO-』を作るにあたってはメンバー全員で30曲以上のアイデアを出したと話していましたが、「-業-」はその時のストックから生まれたものですか?
葉月:えーと、どうだったかな…。すみません、記憶が定かでなくて(笑)。「-業-」の元ネタを出してくれたのはハラちゃん(ハラグチサン/b)だったんですよ。とてもぶち上がる曲で、まさにハラちゃんの世界観って感じですよね。
YG:『五臓 -GOZO-』に続いて、「-業-」もメンバーによるセルフ・プロデュースということですよね?
葉月:はい、そうです。
YG:クレジットでは、作曲がハラグチサンで編曲がNEMOPHILAとなっていますが、彼女が持ってきた「-業-」の元のアイデアというのは、どの程度まで形になっていたのですか?
葉月:結構細かいところまで練り込まれていましたね。リフのこの部分はミュートで弾いて、ここはオープンで弾いてみたいな細かいところまで指定されていて。だから、私が自分で入れたエッセンスというと途中のハーモニクスとか、本当にそれくらいでしたね。
YG:ハラグチサン自身は、元のギター・パートをどうやって作ったのでしょう?
葉月:ハラちゃんは自分のギターを持っていて、それでリフを弾いたんですよ。たしかドロップ・チューニングにした6弦ギターで、それが凄い変形ギターなんです(笑)。
YG:そうなんですか(笑)。完成した音源は約3分半という比較的コンパクトな尺で、途中ブレイクダウンしたりしますが、全体的にはかなりシンプルなアレンジだという印象です。この構成やシンプルさもハラグチサンのアイデアのままなのですか?
葉月:はい。
YG:こういうひたすらリフでグイグイと押していく曲って、意外とNEMOPHILAにはあまりないタイプという気もしていて。
葉月:ハラちゃんの曲は、こういうリフで攻めるギターが合うんですよね。初期の頃だと「HYPNOSIS」(2021年『REVIVE』収録)もハラちゃん作曲ですし。たぶん彼女はライヴでやること、観客を盛り上げることを一番に考えて曲を作っているんですよ。
YG:ギター・ソロを入れようかどうかという話は、「-業-」に関しては出なかったですか?
葉月:なかったですね。曲によっては自分から「こういうソロを入れたらどうかな」とアイデアを出すこともあるし、もしくはハラちゃんから「こういうソロを入れたいと思っているんです」とリクエストしてくれることもあって。そうなったらソロをやってみようと試してみるんですが、今回はなかったです。
YG:「-業-」のリフは、聴いていると耳の中を音がズルズルと這いずり廻っているような感覚を覚えるんですが、ハラグチサンは何からインスピレーションを受けてこのリフを思いついたのでしょう?
葉月:私にはちょっと分からないんですが…。関係ないかもですけど、彼女はよく山登りに行っているそうなんですよ。そこで木を抱きしめているらしいです(笑)。
YG:それはまたミステリアスな(笑)。
葉月:ハラちゃんのリフは、そういう彼女の不思議な芯の部分から湧き出てくるものなんじゃないですかね。
YG:なるほど(笑)。ハラグチサンから提示されたリフを、葉月さんとしてはどういう風に料理しようと考えましたか?
葉月:彼女はベーシストなので、最初のデモではリフが単音で入っているんですよ。ギタリストとしては何となくパワー・コードで弾いたり、コードを入れたりしたくなるので、最初はそういうものを交えつつリフを弾いてみました。でも、それはハラちゃん的にちょっとイメージと違ったらしくて(笑)。結果的に音源で弾いたギターのフレーズは、それほど難しいものではないです。だからビギナーでも7弦ギターを持っていればわりと弾ける曲だと思うので、ぜひコピーしてみてほしいですね。
YG:「-業-」のレコーディングで葉月さんが使ったギターはシグネチュアの“HZK1”だと思いますが、チューニングは?
葉月:はい、ギターは“HZK1”で、チューニングはレギュラーでした。
YG:音作りに関する機材は?
葉月:レコーディングではリアンプをしているんですけど、この時はディーゼルとボグナーのアンプを使いました。あとは確か…Revv Amplificationのディストーション・ペダルを掛けた記憶がありますね。

自分達のことを知ってもらえる機会がたくさんある
YG:7月は北米ツアーの日程がぎっしりと詰まっていますね。11ヵ所、11公演…。
葉月:もう「なんちゅうスケジュールじゃ!」って感じですよね(笑)。
YG:このツアーへの意気込みは?
葉月:めちゃくちゃ楽しみですね。前回予定されていたアメリカ公演は中止になってしまったので、その時の悔しい気持ちも乗せて挑みたいですし、気合いの入ったアメリカ・ツアーになるのではないかと思います。
YG:北米ツアーについては、サポート・メンバーなしで?
葉月:はい、4人でいきます。
YG:分かりました。帰国してからも、7月19日には長野の“焼来肉ロックフェス”、9月には韓国の“Sound Planet Festival”、10月にはJILUKA主催の“MAD PIT FES”への出演が決まっています。これだけライヴ活動が活発というのは、「声を掛けてもらったのならできる限り応えよう」というバンドの前向きなモードの表れでしょうか?
葉月:そうですね。最近はフェスにお誘いいただく機会が増えましたし、自分達のことを知ってもらえる機会がたくさんあるのはいいことなので、来るものは何も拒まず(笑)。
YG:先ほど少し触れていましたが、“上弦”ツアーがあるということは“下弦”も…?という予感を抱いているファンも多いと思います。それに関しては、期待してよさそうでしょうか?
葉月:そうですね…それについては乞うご期待ということで!(笑)
※このインタビュー後、NEMOPHILA初のガールズ対バン・イベント“天壌無窮極音道中”の開催が発表された。
NEMOPHILA初ガールズ対バンイベント「天壌無窮極音道中」開催決定!!! | NEMOPHILA Official Website
INFO



CD収録曲
1.開花宣言
2.VS EGO:
3.Oblivious
4.namas
5.PUMP IT UP!
初回限定盤内容
BD収録曲(初回限定盤のみ)
「地平天成獄音道中 -地獄フェス- 」 2025/9/21[神奈川]川崎CLUB CITTA’のNEMOPHILAのライヴ映像全10曲収録
1.OSKR
2.RISE
3.DISSENSION
4.ERROR DETECTION
5.Hammer Down
6.ZEN
7.開花宣言
8.BRAINWASH
9.鬼灯
10.OIRAN
NEMOPHILA North America Tour2026

2026年6月30日 (火)シカゴ/Reggie’s Rock Club
2026年7月2日 (木)トロント/Lee’s Palace
2026年7月3日 (金)ニューヨーク/Meadows Brooklyn
2026年7月4日 (土)ピッツバーグ/Crafthouse
2026年7月6日 (月)グリーンズボロ/Hangar 1819
2026年7月7日 (火)アトランタ/The Masquerade (Hell)
2026年7月8日 (水)オーランド/Conduit
2026年7月10日 (金)オースティン/Come And Take It Live
2026年7月11日 (土) ダラス/Trees
2026年7月13日 (月) フェニックス/Nile Theater
2026年7月14日 (火) ロサンゼルス/The Glass House
NEMOPHILA対バン2days 2026-HINOE-
開場 17:00 / 開演 17:30
6月27日(土)DAY1:NEMOPHILA/MIGHTY HOPE/DEXCORE
6月28日(日)DAY2:NEMOPHILA/アイリフドーパ/NOISEMAKER
(問)DISK GARAGE
焼来肉ロックフェス(ヤキフェス)出演決定
会場:長野・野底山森林公園
日程:2026年7月19日(日)
詳細 https://yakifes.jp/
葉月 公式インフォメーション
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NEMOPHILA公式ウェブサイト:NEMOPHILA Official Website
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