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「音源だけでは計り知れないオレ達の魅力が、ライヴにはあります」W:O:A METAL BATTLE 2019日本代表 VANISHINGのTetsushiにインタビュー!

「音源だけでは計り知れないオレ達の魅力が、ライヴにはあります」W:O:A METAL BATTLE 2019日本代表 VANISHINGのTetsushiにインタビュー!
インタビュー&写真●奥村裕司 Yuzi Okumura

BALZACのATSUSHIさんは永遠のギター・ヒーロー

VANISHING:Tetsushi

YG:ここからは基本的なことを訊きます。ギターを始めた年齢とキッカケは?

T:ギターを始めたのは12歳の頃です。兄弟の影響でミスチル(Mr.Children)を聴いて、バンド・サウンドに目覚め、楽器に興味を持ちました。本当はドラムがやりたかったのですが、子供ながらに「ドラム・セットは家では組めない」と思って(笑)、ギターにしたんです。

YG:レッスンを受けたことは?

T:ずっと受けていなかったんですけど、最近になってアウトレイジのマネージャー:藤田ピエールさんの下で、その藤田さんの教え子だった林 剛史先生に教わってます。

YG:影響を受けたギタリスト、最初のギター・ヒーローというと?

T:X JAPANのhideさん、BALZACのATSUSHIさんは、オレの永遠のギター・ヒーローです。最初のギター・ヒーローはGLAYのHISASHIさんで、HISASHIさんがライヴで使っていたオモチャの光線銃を父親にねだって、トイザらスで買ってもらったり、HISASHIさんの下敷きを姉にねだって、原宿の竹下通りで買ってきてもらったりしてました。オレって優しい家族に恵まれてますね!(笑)

YG:ギターを始めた頃からハードコアやパンクをプレイしていましたか?

T:最初はGLAYの曲をずっと練習してました。「誘惑」という曲のギター・ソロでピッキング・ハーモニクスが使われてるんですが、ギター初心者のオレはそんな奏法なんて知らなかったし、その音がどこから出てるのか全く理解不能で、困惑したのを憶えています。ただ成長した今は、原曲通りにピッキング・ハーモニクスを鳴らしまくった「誘惑」の“弾いてみた”動画を、オレのインスタに載せてるので、もしよかったら立派に育ったオレの姿を見てやってください(笑)。

GLAYのあとは、パンク、メロコア、ハードコアなど、自分が好きになったジャンルの色々なバンドのコピーをしてきました。人生で初めて組んだのはBALZACのコピバンで、人生で初めて観に行ったライヴもBALZAC! そんなBALZACのギタリスト:ATSUSHIさんがオレの永遠のギター・ヒーローであることは、オレにとって至極当然なことなんです!

YG:VANISHINGでは、いつも曲作りはどのようにして行なっていますか?

T:VANISHINGのすべての曲の大筋は、ベース&ヴォーカルのTomokiが作ってます。彼の注文通りに、オレとドラムのKo-jiが演奏して、ザックリと仕上がったら、それぞれのアイデアを加えていく…という方法を採っているんです。
オレも前身バンドの頃から、何度も曲を作ってはみたものの、どれもビックリするくらいカッコよくなくて(苦笑)、今はもう作曲は諦めてます…。その分、ギター・ソロにすべてを懸けようと!!

YG:では最後に、ヤング・ギター読者に向けてひと言お願いします!

T:最後までお付き合い頂き、ありがとうございました! あのヤング・ギターにインタビューされるなんて、ギタリストとして本当に嬉しいし、光栄です!!

オレ達──VANISHINGはライヴ・バンドです。音源も勿論、聴いて頂きたいのですが、音源だけでは計り知れないオレ達の魅力が、ライヴにはあります。ライヴハウスでお会いしましょう! 待ってます!!!
 

VANISHING:オフ

Tetsushiが解説! VANISHINGディスコグラフィ

『WILD HORSE』('16年)

VANISHING - WILD HORSE

ファースト・アルバム。「前身バンド:FOLKEIISの特徴が色濃く残ってます。というか、レコーディング中はまだFOLKEIISだったんで(笑)。ハードコア色が強く、良くも悪くも荒削りな作品になってます。ですが、タイトル曲は今もバンドを代表する曲で、この先も長くライヴでやり続けるだろうと思ってます!」(Tetsushi/以下、緑字は本人の言葉)

『HEART BREAKER』('18年)

VAINISHING - HEART BREAKER

2作目となるミニ・アルバム。「VANISHINGとして約2年間、活動してきた中で、各メンバーが新たに吸収した音楽的要素を取り入れた作品になってます。収録曲のうち「Over」は、VANISHINGでは珍しいスロー・ナンバーで、バラードと言われることも多いのですが、オレ達の中では、バラードというよりは“壮大な曲”というのを意識しました。曲の終盤、泣きのオクターヴ奏法でお客さんを泣かせにかかってるんですが、誰も泣いてくれない…(苦笑)

『DRESS』('19年)

VANISHING - DRESS

現時点での最新作で、3曲入りシングル。「これが“今のVANISHING”です。3曲目の「Jungle Baby」は、ライヴでも人気の高いシンガロング・ナンバー。実にオレ達らしい、分かり易いタイトルですよね(笑)。この曲で楽しそうに拳を振り上げるお客さんの笑顔を見ると、本当に嬉しいし、気分も乗ってきます! 気分が乗り過ぎて、手元がグチャってしまうのが個人的に課題ですが…(苦笑)。ただオレ達って、作品をリリースする度に『前より成長してる』って言われるんです。その通り──それがオレ達だと思ってますよ。まだまだ成長過程で、この先ももっともっとカッコいいバンドになっていきます。日々精進、練習あるのみ!!

VANISHING ライヴ・スケジュール

2019年10月5日(土) 名古屋 レッドドラゴン
2019年10月12日(土) 渋谷 サイクロン
2019年10月20日(日) 伊勢 都天眞堂
2019年11月9日(土) 名古屋レッドドラゴン

VANISHING 公式インフォメーション

ウェブサイト:vanishing-official
Tetsushi ツイッター:@Tetsushixxx

※ヤング・ギター2019年10月号には過去最大ヴォリュームでWOAライヴ・レポートを掲載! こちらもお見逃しなく。

当ページの連動記事をヤング・ギター本誌に掲載!