| アーティスト名 | CATHEDRAL カテドラル |
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| アルバム名 | THE LAST SPIRE ザ・ラスト・スパイアー |
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既に解散を表明している英重鎮、活動開始から20余年を経てのラスト・アルバム。お馴染みのデイヴ・パチェットによるものではなく、’92年の名作EP『SOUL SACRIFICE』を思わせるアートワークからしてドゥーミーだが、内容も原点回帰と言えるスロー・ナンバーを満載。押し殺した世界を繰り広げる、最終作に相応しいドゥーム・アルバムに仕上がっている。サバスというよりもセルティック・フロスト進行のコード使いを多用しているのも彼らならでは。これまで培ってきた多彩な要素を随所で加え、アクセントとして機能しているのが好印象。やっぱり最後に派手なアルバム作っちゃったらドゥームじゃないでしょ！
（久保田千史）
