NINE/CIRCUS MAXIMUS

NINE/CIRCUS MAXIMUS

新世代プログレッシヴ・メタルの旗手として躍進を続けるノルウェーの5人組の3rd。前作リリースから約5年の間に、M・エリクセン(vo)のキャメロットのツアーへの参加やレヴェレイジのメンバーと組んだザ・マグニフィセントの好評などの個人活動が主に報じられていたが、その裏側でバンドはその類稀な才能を更に鋭く研ぎ澄ませていたようだ。イントロに続いていきなり10分超えの大曲を配置するというチャレンジに代表されるように、本作では果てしなき可能性を追求せんとする多様性を強く滲ませている。前2作のような掴みの良さは希薄だが、彼らの持つ良質センスの深さに心地よく浸ることができる。
(羽田幸一)