CLOAKS OF OBLIVION/ERUPTION

CLOAKS OF OBLIVION/ERUPTION

’04年にスロヴェニアで結成された、ツイン・ギターに女性ベーシストを擁する5人組による3rd作にして日本デビュー盤。クランチ・リフにドラマティックな展開、熱のこもったヴォーカルが印象的なその音楽性は、スラッシュ・メタルにも通じる往年のアメリカン・パワー・メタルに近く、個人的にはダークなドラマ性にメタル・チャーチが思い浮かんだ。リフ攻勢を中心としながら、適度な展開で飽きさせない手法が大いに光っており、根性の入った歌唱も中心に収まるに相応しい存在感を放っている。機に応じてアコースティックな調べも聴かせる2本のギターは割とテクニカルで、派手ではないが安定したプレイ。
(小澤明久)