BREAKING THE ROCK/EXISTANCE

BREAKING THE ROCK/EXISTANCE

フランス出身の4人組による2ndアルバムにして日本デビュー盤。鋼のようなリフにメロディックなギター・ソロ、ドラマティックな楽曲展開は’80年代メタルを通過し、当世に突き付けられる王道中の王道を往くヘヴィ・メタルであり、純度が非常に高い。ナントカ・メタルではなく、“ヘヴィ・メタル”なのである。力強いリズム構成や、ヴォーカルがあまり器用じゃない点などを総合するに、’80年代のサクソン辺りが好きなんだろうな…と思っていたら、日本盤ボーナス・トラックにサクソンの「Frozen Rainbow」のカヴァーが。当代の他の正統派バンド同様、古色蒼然とせずイマの音となっているのがいい。
(小澤明久)