ODE TO THE FLAME/MANTAR

ODE TO THE FLAME/MANTAR

爆音ギター(+咆吼ヴォーカル)と轟音ドラムスのデュオ編成によるドイツ産スラッジ・メタラーの2作目。ロイヤル・ブラッドのベースによるギター代替ワザも凄いが、このバンドのとてもギター1本の産物とは思えない(この編成でちゃんとライヴもやってのけているので間違いない)重低音込みの分厚いリフの壁も驚嘆モノの特殊技能だ。熱狂の頂点ではブラスト・ビートまで飛び出すほどのコワモテな迫力で押しまくるが、重い刻みとドローンを巧みに組み合わせたリフ・ワークはかなり技巧的かつマニアック。アンプとエフェクターのセッティング&コントロールにかける並々ならぬ研究心が窺われて面白い。
(平野和祥)