EMBERS OF A DYING WORLD/MORS PRINCIPIUM EST

EMBERS OF A DYING WORLD/MORS PRINCIPIUM EST

フィンランド出身のメロディック・デス・メタル・バンドによる6作目。ケヴィン・ヴェルレイ(g)が脱退、ギタリストはアンディ・ギリオンのみとなり、4人編成で制作されている。これまでプログラミングも手掛けてきたアンディがアレンジ面でも主導権を握ったのは明白で、従来通りのツイン・ギター編成の音楽性を保ちながら、シンセやピアノ、クワイアetc.が大きく導入された多彩な作品に仕上がっている。大胆かつ実験的ではあるが、音楽性の核がブレてしまったわけではなく、北欧メロディック・デスのおいしい部分をこれまで通り抽出しつつ、やりたいように冒険している感じだ。
(小澤明久)