A NEW REALITY/OPERATION:MINDCRIME

A NEW REALITY/OPERATION:MINDCRIME

元クイーンズライクのジェフ・テイト(vo)のプロジェクトによる、3rdにして三部作の最終章。核となる参加メンバーはあまり変わっていないようだが、硬質なシンセとハードなギターで独特の緊迫感を醸成する音楽性は、ポスト・グランジ/ヘヴィ・ロック的だった前2作とは大きく異なる、プロジェクト名がより相応しいプログレ・メタルであると感じた。起承転結を幾重にもネストさせたような大胆にして繊細な構成とアレンジ、それらが醸し出す構築美と優美なまでの流れを伴ったほどよいテンションが素晴らしい。ジェフの歌唱も含めたすべてのパートに聴きどころがある。本作の再現ライヴが観てみたい!
(小澤明久)