OUROBOROS/STATUS MINOR

OUROBOROS/STATUS MINOR

フィンランド出身プログレ・メタラーの2nd。初期ドリーム・シアターやシンフォニー・エックスからの影響が色濃い、劇的&ダイナミックな方向性はそのままに、メロディーの洗練とディープに練り込まれたアレンジが確実な進化を物語る一方で、随所に配されたメランコリックな曲想が何とも堪らず耳を惹く。更に、エルヴェイティからアンナ・マーフィをゲスト・シンガーに迎え、しっとりダークでエキゾティックな詩情漂う新機軸も打ち出しており、緻密に組み立てられた速弾きからシンセとのバトル、泣きのフレーズまでを自在にコナす、サミ・サーリネン(g)の引き出しの多さにも改めて注目したい。
(奥村裕司)